論評:
中間テストの見直しをしていまして最近の採点の傾向を痛感いたしました。どういうことかと言いますと、例えば国語ですと、解答の方向性が良かったり、だいたい合っている程度では丸はもらえないということです。例えば数学ですと方程式を解く問題で答えは合っていてもX=が書いてないという理由で減点されたりします。
世の中の風潮と一緒でマニュアルとか基準にぴったし合っていないと、どうやらだめらしいのです。人の意欲を伸ばそうという部分が欠落している社会と申しましょうか、何ともせち辛いことになってきたものです。とは申しましても塾としては、この採点の傾向を踏まえ解答の様式にもう少し気をくばろうと考えています。「だいたい合っている」は通用しないのだと。But、こういう社会の風潮がいじめや自殺の多い社会を生んでいるんでしょうね。
エピソード:
むか~し、中央予備校というところで数学の教師をしていた頃、同僚の古文の先生(この人はむか~し高校生だった頃、兄の同級生だったので一度家に遊びに来た時に会ったことがあります)と飲みにか食べに行ったことがあります。その時の彼女のセリフ「しゃべりたくない時は無理にしゃべらなくていいのよ」でした。
紙面が残っていますが、特に書くことがない時は無理に書かなくてもいいということにさせていただきます。
紙面が残っていますが、特に書くことがない時は無理に書かなくてもいいということにさせていただきます。