泉田塾便り【2021年(令和3年)7月号】

できごと:

 もやもやしているうちにオリンピックが間近にせまり、コロナは先が見えません。いかがお過ごしでしょうか?
 オリンピックの選手の「試合を楽しみます」という発言をよく耳にしますが、中学3年の国語の漢文にも「これを知る者は、これを好む者に如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。」というのがありますが、好きだったり楽しんでいたりすると上達が早いという意味ですが、当塾の場合逆の場面がよくあります。嫌で嫌でたまらないのに無理やり進まなければならない場面と申しましょうか。「努力」に頼りがちと申しましょうか。
自信をなくしかけていましたら先日、若隆景特集をテレビがやっていまして兄弟3人の中で一番小柄で弱い少年の若隆景が父から学んだ「下から押し上げる」をひたすら打ち込み、現在に到達したという話です。
やはり「努力」しかない。方法は間違っていないと思った次第です。
 生徒さんは物事を簡単に受け止めると言いますか、簡単に考えてしまう。実際に登坂・走行してきた僕にしてみれば、そんな簡単なものじゃない。重荷突き進まなければならない努力の山が見えるだけにニコニコ顔になかなかなれないと申しますか。「重いものを軽そうに見せるのが教師の技術だろ」という声が聞こえてきますが、独り言として「めんどうくさくないことなんか世の中にあるがかよ」と言いたいです。

エピソード:

   エンジェルからす:
  先日ホタルを捕まえるために夕方の道を八尾に向かって作道の村の人と走っていましたら、道の中央付近に二羽の若いカラス。まったくよけないのでこちらが速度を落とし左側に寄り、そっと抜けました。
 翌日同じ道を通りましたら、車道上に何か黒い物が横たわっていました。
 あの姿勢ではやはり高速で走る車にやられたのですね。
 この話を同級生にしましたら叱られました。なぜ甘い人生観をカラスに与えてしまったのかと。もっと蹴散らすように側を通るべきだったと。