できごと:
暑いですね。どうしたことでしょう?雨が降らずに猛暑が続きます。そして誰も大騒ぎしません。県立高校は来年の定員5926人で過去最低を更新。そのせいか夏期生も例年になく低調で、逆に言えば一対一で見れるので実力養成のチャンスです。
生徒さんの学習を見ていて、支離滅裂めちゃくちゃやる気もないのと、ちゃんと理解しているのとを見るとやはりどう見ても理解していててきぱきこなしていく方がそれはやはりいいです。
やはり学習の意味はある、塾の存在の意味はあると自分を鼓舞しています。
長年塾をやっているからすらすら解けるだろうと思われがちですが、期末試験の問題で出題者の意図を読み解くのに相当時間がかかることがあります。ひとりよがりな設問、悪問です。生徒さん達がこんな問題をやらされることに腹が立つことがあります。NHKのニュースなんか見ていると、読み違えると横から声が入り、言い直しさせられることが時々あります。
学校のテストも複数の先生でチェックして子供にとって理解しにくいと思われる表現がないかチェックした方がいいのではないでしょうか?
教室は密室になりがちです。
新 中川先生のコーナー:
「今年は暑いですね」というのは毎年聞かれるところですが、今年は例年になく暑く感じられます。「こんなの自然現象だから仕方のないこと」という向きもあるでしょうが、本当にそのような悠長なことを言っていられるのでしょうか。
私が中学生の時は、「夏は暑いので当たり前」で、そもそもエアコンなど一般家庭ではある所が少なく、例えあったとしても1部屋だけ、という状態だったと思いますが、それでも知恵を使って賢く暑さと付き合っていました。今ほど気温が高くなかったと言えるのかも知れませんが、それでもエアコンのことなど思いもしない、自然気温のなかで生きていました。
家庭には庭がありそこには木蔭ができ、泉水もあってその水を撒くなどしてできるだけ涼しく過ごすことが、一種の日課にもなっていました。
当時は日本は大変豊かで、生活スタイルも次第に自然から隔離されていったのですが、それとともに夏を乗り切る知恵も失われてきました。そして「お金を使って暑さをしのぐ」という生活が確立された一方で、日本の今は他の国に比べても、実に貧しい状態に陥りつつあねのではないでしょうか。それは日本人が物価高を感じているのに、外国人旅行客が「日本は安い」と感じること、一方で海外旅行から帰った人から聞かれるのが、「外国は高かった」と。こういうのを「格差」と言いますね。日本は既に他国と格差をつけられているのに、それを言う人は誰も居ないのが現状ではないでしょうか。
今年の夏は何とか乗り切れるかも知れません。しかし今後日本人が本当に、日本で生きていくことができるのだろうか、そのようなことを考えなければいけない時代に、入りつつあるような気が致します。正に日本人が日本人として生きていく為の選択が、問われることになると思います。
親御さんの声
いつも大変お世話になります。週に1回ですが勉強しないと。。。と、本人が気付いて反省する機会を先生方に与えてもらっていると感謝しています。ただ、コツコツとやるタイプではないので、このまま怠けていると取り返しがつかない事にならないかな‥との不安もあります。親の言うことは意地でも聞かない!と、固い意志を持っているようですので、この先も何とか先生方に助言、叱咤激励を継続してお願いしたいと思います。
コツコツはどうかわかりませんが、問題を鷲掴みにして、捉えることができるところがあります。その捉え方があたっているかどうかは別問題ですが。パッとそういうことが言えるのはやはりすごい。裏付けがなされるコツコツがあればなおいいです。
当方の通う八尾への道に立正佼成会の人らしき家の前に格言が張り出されます。僕はその格言気にしている方です。最近印象に残っているのは「父母あればこそ」という短い言葉です。
当方もこの格言が刺さるようになったのは父も母もなくなってからです。彼にはまだまだ刺さらないでしょう。
面談のアドバイスありがとうございました。
なかなか成績が上がらずもがいています。
慎重に解くと時間が足りなくなり、あわてると見落とすことになり‥。
とはいえ、それを乗り越えなくてはなりませんね。
なかなか成績があがりません。いらだったりカリカリしないようがんばりたいと思います。若いからはやるのですね。前へ出ようとします。慎重にじっくり固めてなどという円熟とは無縁なところにいます。
今、連立方程式を徹底的にやっています。幸い夏休みなので誰にも邪魔されずに心行くまで訓練したいと思います。ついてきてくれればいいのですが。
生徒さんの声
期末テストも終わりました。今回の結果はいろいろと悲惨な結果でした。中間よりも難しいと思いました。数学では解けたであろう問題もあったのでミスを減らしていきたいので慎重に解くようにしたい。
君は知っているかどうか知りませんが鉄道員は駅でホームから線路に降りて向こうのホームに渡るとき指差確認というのをします。下りる前に右を差し右から列車が来ないことを確認し、左を差し、左から列車が来ないことを確認し念には念を入れて線路を渡ります。君も問題一つ解くごとにミスってないなと確認するクセがつくといいですね。連立方程式ついて来てね。