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できごと:
 6月になりました、早半年です。いかがお過ごしでしょうか?  いろいろな場面でアップデートというのですか、現代的装置、システムについていけてない自分を感じます。
 中間テストがなかったのは新湊南部中学だけで他の学校ではあったようです。ちぃーと早とちりしてしまいました。すぐに期末がやってきます。がんばりましょう。
窓
 バチカンのフランシスコ教皇が先日亡くなって新しい教皇がコンクラーベで選ばれました。私の中ではこの「コンクラーベ」が流行語です。
 先日、メルケル元ドイツ首相が来日しテレビ朝日の大越健介キャスターと対談していました。その中でメルケル首相がまだ存命だったフランシスコ教皇と対談したおりメルケル氏の「対立する状況の中で私はどう対処していったらいいでしょうか?」の質問に対してフランシスコ教皇は「曲げて、曲げて、曲げて、曲げて折れない」と答えたそうです。コンクラーベですね。
 勉強もコンクラーベです。
新 中川先生のコーナー:
 さみだれを「五月雨」と書くのは、日本人なら誰でもご存知のことと思いますが、それでは季節的にはいつ頃でどのような降り方なのだろうか、となると正答できるお方はどのくらいおられるでしょうか。ここでいう「五月」は旧暦のことで、現代では六月に相当します。つまりこれから梅雨に降る雨が、「五月雨」というふうに本来は謳われることになります。「五月雨式」という比喩は、梅雨時のだらだらと続く雨から来ています。
 ところで「五月晴れ」という言葉もあります。これの本来の意味は、梅雨時の貴重な晴れ間、もしくは梅雨明け後の晴天ということになります。でも現代においては、梅雨前の爽やかな晴天のことだと、思われているかも知れません。
 昭和に生まれた我々は、旧暦時代に生きる人たち程でないにしても、天候や草花、昆虫、更には食卓などから季節はそれなりに感じて生きてきました。それが現代ではどうでしょうか。生活から季節の感じられる事象が、無くなるどころか邪魔者扱いさえされていないだろうか、と思うこの頃です。
 
親御さんの声
 いつもお世話になりありがとうございます。
 塾便りを月1回、作成されていることで、先生からのアドバイスや他のおやごさんが感じておられることを知れてありがたいです。
 学力をつけるための“忍耐強く!一歩ずつ!”の大切さを、大人になった自分自身も噛みしめる日々です。
 さきほども書きましたがコンクラーベですね。忍耐強く!一歩ずつ!

 この言葉は、私が田んぼで「おしうえ」(田植え後の欠落した部分を手で植えていく作業)のとき、噛みしめている言葉です。♪まだ空は見えないか、まだ星は見えないかと思いながら、一列また一列とやっています。

 他のおやごさんが感じておられることは僕も本当に参考になります。ぜひぜひ率直なところを共有したいですね。
 母の日が過ぎました。
 年頃の男子に何かして欲しかったわけでもありませんが、すぐに壊す傘を、「またか‥。」と思いながらも買ってくると、「お母さん、買ってきてくれてありがとう」と。そっけないようで、感謝の言葉をかけられると嬉しくなるものでした。
 彼は何かを買ってきたわけではないのですね。ありがとうの言葉をくれたのですね。男は黙って何とかビール(分からない人もいる古いコマーシャル)というわけにはいかないのですね。やはり言霊。言葉に出すことは大事なのですね。
 
生徒さんの声
  学年が上がり学習内容が難しくなるので去年よりも勉強に意識を持ちたいです。特に数学に力を入れたいです。
 そうなんです。2年から勉強が難しくなってきます。苦しい登り道も一歩づつ進んでいれば「こんなに上ったのか」と振り返る日がいつか来ます。もうすぐ期末だから数学がんばろう!ついてきてね。
 学年が上がり、新しい環境での生活も慣れつつあります。勉強については去年度よりもなんとか習慣が続いています。テストも今月なので、気を張りたいです。
 君のところの平均点聞いてびっくりしました。みんなそれぞれがんばっているのですね。人は人、自分は自分。周りにまどわされないで一歩一歩確実に身についたものをしっかり持ちましょう。
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