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できごと:
 お天気に恵まれた連休でした。いかがお過ごしでしょうか?
生徒の皆さんも、まあまあ陽気で、元気にやっています。
ま、塾は皆さん結構時間変更なさるので振り回されている面はあります。こちらからの注文としては学級だよりや部活の予定表知らせていただければ助かります。なるべく皆さんの塾に来る時間を正確に把握したいです。
窓
 新聞読んでいましたら「高学歴親という病」成田奈緒子 というのが目につきました。つまり親が先回りして失敗させないというか、子供の試みを許さないというか、「これが正しいやり方です」と結論をあたえてしまうというか。
ここから引用
 「努力で地位を築いた保護者が多く、正しい道が見えること。なので発達中の子どもが歯がゆいのですね。このままいくと失敗すると見えてしまい、先回りして口を出す。結果的に子どもの発達や自立を阻み、場合によっては不登校や摂食障害、暴力などにつながることも。気持ちはよく分かりますが、あえて見逃して泳がせて失敗させ、正しい道を自分なりに模索することで、子どもは成長していきます。」
引用ここまで
 全くその通りだと思います。指導者は気持ちに余裕を持って、子どものいろいろな試みを許すというか。子どもも自分のやりたいことをやっていくことから主体性が育つというか。
 基本これですけど親は一本なんか持っていないとダメなことも確かなようで。
エピソード:
中3の社会の問題に
  室町時代に中国の明(みん)から勘合符が与えられたのは、倭寇と(     )を区別するため。
(   )に当てはまる内容を書きなさい。という問題がありました。答えは正式な貿易船です。

つっこみはどこかと言いますと、海賊ともあろう人が、のこのこ勘合符(合い札)を調べる場所に現れるだろうか?その現場で海賊とばれたら、その後どうするの?などなど

結論を急ぎますと、海賊(倭寇)の本当のビジネスは密貿易で、荒らしまわることで稼ぐお金はたかがしれています。

 海賊版の映画とか海賊版のゲームとか管理者からみると許せないのと同じ理屈で中国当局(みん)は密貿易、ならびに荒らしまわりが許せなかった。そこで足利義満に正式な貿易を提案してきた。その手段が勘合符だった。
ま、ここからは推察ですが、中国側でも日本側でも正式でない貿易をしている人は取りしまられたと想像します。
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