できごと:
五月はいつもの年より暑かったように感じました。気象の異常に敏感であらねばならないと自戒しています。
論評:
ホームセンターへ行っても100円ショップへ行っても商品の置き場がすぐに変えられるので困ります。昔人間としてはいつもの場所にいつもの商品があって欲しいのですが…。向こうの売り上げを最大にするために何故お客がつきあわねばならないのだろう…。
最近世の中おかしいと感じることがボツボツあります。それを突き詰めていくとどうやらシステム社会という言葉に行きあたります。『人間としての心を忘れ、役割+マニュアルで運営されるシステム』を大事にする現代社会というわけです。お店に行ってもパートの人ばかりで、その仕事を愛し、把握し責任を持っている人がどこにいるのかわからない。お金さえ出せばお惣菜を買うことも洗濯も人と関わりを持たずに暮らせるという社会。このような社会で育った子ども達にはきっと独特の哲学や作法が育っていることでしょう。
「できごと」の欄で書きました「形式的に解いているだけ」というスタイルはひょっとしたら「子どもの自主性、主体性、自発性」を育てていない教育のマニュアル化すなわちシステム社会に原因があるのかもしれません。
エピソード:
新湊キリスト教会の牧師さんの奥さんは海老江のコミュニティセンターの横で水、木、金の午後だけ開くグレースという喫茶店を開いておられますが、軽トラを貸してくれということでお貸ししましたら石巻かどこかへボランティアに行って来たということでとろろ昆布をお返しにいただきました。おいしかったのです。そして思いはお葬式の時にもらうとろろ昆布はあまりおいしくないなあ、あの大きなリンゴなどの果物も大きいだけで美味しくないなあと至りました。なんで個性的な美味しい商品が駆逐され平均的なものが巾をきかせるのか不思議だなと思いました。
親御さんの声 |
いつもお世話になりありがとうございます。塾に行ったら少しはやる気になってくれるのかなと思っていましたけど、なかなかやる気が見えません。中間試験が近づいてますから、その結果で何が見えてくるのか…? |
確かに塾に通う前と後であまり変化していないようですね。週2回を1回に変えた時は「今までは勉強に取り組んでいなかった。自分で取り組んで行こうと思うから2回を1回にしてくれ」と言いました。中間試験の結果はかならずしもいいものではなかったですが、当方としては週1回というのはジェット機で言えば片肺飛行しているような気分で2発のエンジンの内一つしか動いていないようで何とも落ち着かないです。
人がやる気になるのは、それこそ「ちょっとやそっとで」なるものではありません。出来事なり、経験の積み重ねが要ります。もう少しお時間をいただけないでしょうか。長い目でお願いしたいのですが。
中間テストの後で自分の得点の横に目標点を彼に書いてもらったのですが高い目標を書きました。そういう点ではやる気十分です。