個人的には段々下がりの中で二月を迎えました皆さんいかがお過ごしでしょうか?悔しまぎれといいますか自衛策といいますかギアを競争から共存へと切り替えて今後をしのごうと思っています。
世間話が長くなってしまいましたが今月の話題は巣の中で一緒に育った兄弟が個体差が出てきてある者は他より先に大きくなりある物は他に遅れをとりだし、こんな場合ますます大きい方が有利になり小さい方は親に餌をねだる力も弱くなり終には親からも見離されてしまうという動物の子育てがコヨーテやら鳥やらで放映されていました。塾でも積極的に要求する人には注意が向かいますがおとなしくしていると後回しになってしまいます。アピールするようにしてください。こちらもまんべんなくするようにしています。
泉田 ☆
今年行った現場のことですが、取引先であるリフォーム会社から配管の仕事を依頼されました。マンションにおいて洗濯機台と洗面台の配置換えした上で新しくするというものです。こうした場合はいつも私が信用のある問屋から仕入れているのですが、今回の場合は予算がないらしく、品物はホームセンターでリフォーム会社自身が用意したと言う。当社は別に品物を売って儲ける訳ではないから、別に問題はないと引き受けてはみたが、実際にやってみて大いに問題があることが分かりました。
そのホームセンターにおいては、原則日曜大工でもできるものしか取り扱っていません。つまり簡単に設置できる場所であることが前提に、商品が作られているのです。ところが私が施工した現場は、コンクリート壁の上に鏡を取り付けしなくてはいけないのですが、そのような場所を想定した商品になっていなかったのです。かなり無理な工事をすればできないこともないのですが、その為には新たに工具が必要になったりして、何の為に安い商品を仕入れているのか分かりません。安物はやはり安物なだけの理由がありました。因みにホームセンターに置いてある商品は、メーカとしては一応一流のものを扱ってはいます。だけど施工業者向けの商品とはどこかが違うのです。
私が仕入れるところでは、予算がなければないなりに無名のメーカであっても、施工業者に恥ずかしくない商品を提供してくれます。そうした商品のつくりは、一流メーカの粗悪品よりは余程まともな品物です。私の仕事上での出来事でしたが、メーカなど表面のラベルにとらわれない、品物の本質を見抜く力を養いたいものです。このことは人生にとっても物凄く大事なのであり、また問題を解くうえにおいても、本質はどこにあるかを是非見極めできるようになりたいですね。
中川 ☆
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