泉田塾便り【2026年(令和8年)3月号】

できごと

世界はきなくさいですが季節は春の息吹が感じられるようになりました。いかがお過ごしでしょうか?
 びっくりしたのはやはり県立高校の定員割れですね。募集5926人に対して志願者数5388人ですから卒業生8504人のうち県立高校を志願しなかった生徒が相当数いるということになります。
 お酒の席の話ですが、アメリカでのIT企業の大量リストラや大学は出たけれど希望するホワイトカラーの職の狭き門などが話題になりました。

 このようになってくると、やはり「方向性」とか「生き方」をしっかり持つことが重要になってきます。やみくもに勉強していればいいとは行かなくなってきます。逆に言えば、皆が方向性を模索してあたふたと動き出したときに、じっくり勉強に取り組むのも一つの方向性と言えます。自分の特性を早く理解して、自分の心落ち着く分野とはどこか見つけるために多方面に見習い経験を積むことが必要でしょう。

塾長・泉田芳範

新 中川先生のコーナー

先月総選挙が行われ、高市総理率いる自民党が圧勝しました。ある程度予想されたことであり、この結果をどうお受け止めになるかは皆さんそれぞれかと思います。ただ圧勝の背景には小選挙区制という特性があり、高市総理を支持した人は議席数に比して必ずしも多くはありませんので、自民党に入れなかった人も、決して卑屈になる必要はない、とも言えます。私が大事にしたいのは、選挙が終わればそれで終わりにしないことで、これから高市氏がどのように国家を運営とて、その結果どうなるかをしっかり見極めることです。

 我々が中学生の頃は国民総生産世界第2位、アメリカに次ぐ経済大国でした。そしてそれを前提にした教育も受けてきました。ところが今では中国に抜かれ、ドイツに抜かれ、インドに抜かれるのも時間の問題です。今の状況を考えれば、おそらく落ちていく一方でしょう。国力を考えればこれまで異常に高かっただけ、という見方ができるかも知れませんが、それにしても酷い落ち込みです。そうなった理由はいろいろ考えられますが、そのひとつが国政の失策にあることは言うまでもありません。

私は先月に国民の全てが中学校の公民の知識を持ち合わせていれば、ということを申し上げましたが、国政の失策は政府に責任があるとは言え、結局はそれが国民の選択の結果なのであり、そうなるように国民が仕向けたとも言える訳です。これまでことはさておき、国民の世論が政府判断を誤らせることを、これ以上やってはいけないです。そしてここまでは経済的な失策だけで済んでいたかも知れませんが、これからはもっと大きな問題が発生する怖れも出てきました。そのことにならないよう、これからも国政を国民みんなで観察することが、より重要になっていくと思います。

今月はいよいよ高校受験です。これまで勉学に励んだ成果を存分に発揮して、志望校に無事に合格されることを願いますが、万一のことがあっても長い人生のうちの一つの事象として、是非おおらかに捉えて頂きたいと思います。良い人生を歩めるかどうかは、学力だけでは計れないからです。受験の結果がどうであれ、その場その場での思慮深い選択が今後の人生を、そして日本の未来を切り開くものとして、大いに力となることを願っております。

親御さんの声

いつもお世話になっております。
 苦手意識が強かった分野が、最近わかるようになって楽しいと言っていました。苦手とするあまり “やりたくない” “わからない”という気持ちが強かったのですが、塾での時間のおかげでゆるやかに自信がついているように感じます。

苦手意識があるから敬遠する。避けて通るからますますお近づきになれない。よくあることです。何かのきっかけで柔らかいうちに修正できるといいですね。「ゆるやかに自信がついている」いいですね。人生は自信をつけるためにあるようなものですからね。

生徒さんの声

苦手な証明問題がすらすらと解けるようになりました。テストは証明問題が多いと思うので、時間をよく見て考えながら、テストに取り組みたいと思います。
 解けた問題は、間違えないように、分からなかった問題は次までにしっかり解けるようにしたいです。

 こういう図形の証明問題を解くことが流行ったのは今から2500年前のギリシャで、それが伝わり伝わって東洋の日本で中学生が覚えることになりました。筋道を立てて考えていくことの重要性を伝えたかったのでしょう。
 とにかく、すらすら解けるようになったの言葉はスゴイ!
三角形の合同の証明問題であれば、まず注目する三角形を見つける。その二つの三角形で辺でもいいから角でもいいから等しいものを見つけます。