泉田塾便り【2016年(平成28年)1月号】
できごと:
論評:
エピソード:
「なんでどす?」。
塾長の自由研究:
稲作の起源は、中国で、わが国へも中国より伝播しましたが、最近中国でその年代がさらにさかのぼる栽培稲のもみ殻が発見されました。
今年の1月22日に中国の国営新華社通信によれば、これまで稲作の起源は、長江(揚子江)中流域の遺跡から見つかった約8000年前の栽培稲が最古とさ れていたが、最近、長江下流の浙江省浦江の上山遺跡から約1万年前の栽培稲のもみ殻が見つかり、稲作の起源はさらに2000年さかのぼることになる、と伝 えました(共同通信社)。
それから一週間ほど後の28日に、今度は長江(揚子江)中流域の玉蟾岩(ユイチャンイエン)遺 跡(湖南省道県)から出土した米粒が、1万2000年前の栽培稲だったことが明らかになり、この発見で、稲作の起源はさらにさかのぼる可能性も出てきた、 と国営新華社通信が伝えております。そして「これまで見つかった中では世界最古の栽培米で、長江中流域では、1万年以上も前にすでに稲作が存在していた証 拠だ」としています。
このように、遺跡などからの新たな出土から、そのものの起源がさらにさかのぼるケースがあります。
(中略)
であると発端となった典拠は
<b>「後漢書」</b>
です。すなわち中国の史書で、宋の笵曄(はんよう)が編集し、西暦432年(元嘉9)に完成した「後漢書」の蔡倫伝の中に、「自古書契多編以竹簡、其用糸兼帛者、謂胃之為紙、糸兼貴簡重、並不便於人、倫乃造意用樹膚麻頭及敝布魚網以為紙、元興元年奏上之帝善其能、自是莫不従用焉故天下咸稱蔡侯紙」(抜粋)と記載されております。
これを訳しますと、「古くから書物の多くは、竹簡を以て編み、絹布(糸兼帛(けんはく))を用い、これを紙といったが、絹は貴く高価で簡は重くて、 ともに不便であった。そこで倫(蔡倫)は創意工夫をし、樹膚(じゅふ、樹の皮)、麻頭(まとう、大麻の上枝、麻の切れ端)、敝布(へいふ、麻織物のぼ ろ)、魚網を使って紙をつくり、元興元年にこれを皇帝に奉った。帝はその才能(働き)を褒めた。これ以後、この紙が多く用いられたので、人々はみな蔡候紙 として誉め称えた」というものです。
(中略)
しかし、この「紙の発明者は蔡倫」という定説が見直されてきました。実際に蔡倫以前の紙が発見されたからです。いま手持ちに黄色く退色した新聞の切り抜きがあります。それは25年前の1980(昭和55)年12月20日付けの日本経済新聞です。その文化往来欄にタイトル
「紙の発明で説得力ある新説」
として次のように載っています。
紙の発明が、中国・後漢時代の宦官(かんがん)、蔡倫によるというのは今日までの通説となっている。その有力な根拠が5世紀初めに笵曄(はんよう)が著した「後漢書・蔡倫伝」である。ところが、こうした定説をゆるがす貴重な論考がこのほど出版された。
中国科学院自然史研究所員、潘吉星(はんきちせい)氏著による「中国製紙技術史」(平凡社、佐藤武敏訳、原題は「中国造紙技術史稿」)。
潘吉星氏の論拠となっているのは、近年出土した実際の紙の遺品である。史料よりはるかに重いいくつかの事実を例示しながら、紙は前漢時代から中国では作られていたと述べている。
前漢時代の紙の発見の第一は、1933年、新彊のロブ・ノールの遺跡から出た麻紙。以後1957年には、西安市東郊の覇橋(はきょう)でロブ・ノールのものより古いとされる「覇橋紙」がみつかり、1973年から74年にかけては甘粛省の金関で「金関紙」が発見された。著者はこれらの紙の科学的分析研究の結果、
紙の発明者の栄誉を蔡倫から「前漢時代の働く人々」
の手に渡し直しているのである。
ところでこの本は、上編に「製紙史通論」として古代から清代に至る中国製紙技術の変遷を詳述し、下編で「敦煌石室写経紙の研究」「中国古代書画用紙の研 究」「水質の製紙に対する影響についての古人の議論」などいくつもの専門論文を収めた450ページをこえる力作である。
潘氏は、考古学的な発掘成果をもとに、文献考証を行い、古紙の化学実験、製紙作業の模擬実験、在来の方法の調査と技術研究という周到な手順をふまえており、その博覧強記ぶりとともに本書に一層の説得力を与えている。
なんとも迫力ある根拠ではないでしょうか。それではここで、前漢期の遺跡から、これまでに出土したいくつかの紙を掲げておきます。そしてこれらの発見により、紙の起源は前漢期にさかのぼることになりました。
引用ここまで。
当方が何故「紙の起源」を調べようと思ったかと言いますと、恥ずかしながら我が家のお正月は訪ねてくる人とてなく手持無沙汰にビデオレンタル屋さんで「項羽と劉邦」全40巻を借りてきて見ると起源前240~202年の頃の話なのにドラマ中に紙が登場してきたので疑問に思ったわけです。言いたいことは何か。一つのことを本当かどうか調べるのはなかなか大変なことです。また事実だとして通っている事柄の中にいい加減なことが多いことに最近気づくようになりました。
親御さんの声
苦手な科目と言いますと、英語、理科、数学でしょうか。結構時間をいただきました。時間に比例して成績に現れてくるはずです。元気よく攻め続けることが大切です。迷わない、ひるまない、やり続ける。
楽しんで通塾している様子がみられるようになりました。
成績上がっていれば気持ちのいいものです。自然とやる気が出てきます。この走り出した勢いを大事にしたいですね。
だいぶん理解しているのに~、あともう少しなのに~
でも最近はガンバッテくれていますのでこれからもよろしくお願いします。
今を充実させるのと将来に備えるのとバランスをとって進んでください。時にはドサッとかかえきれないくらいの課題を自分に課すのも良いと思いますよ。
生徒さんの声
冬期講習がんばります。
親御さんの声、生徒さんの声を書いていただいたのは年末でしたが、お返事を書いている今は新学期。冬期講習いかがだったでしょうか?待たされる時間が長かったりイラッとしたかもしれませんね。今年の生徒さんは僕にしてみれば優等生で、やろうとしないのを叱りつけるという状況ではないので僕にしてみればやりやすいです。素直だということでしょうか。英語などは一度訳した文章を家で繰り返し音読しておいてください。時間は君のものです。
あるので、ちゃんと見なおしたいです。
自分でも何でこんな間違えをしたのか分らない。これは君に限ったことではなく思い当たる人も多いことでしょう。見なおしてみると、何でこんな間違えをしたのかと不思議に思える。ゆっくり落ち着いた状態ならするはずのないミス。
「大丈夫だな」「大丈夫だな」と確認しながら確実に進むやり方にしていくとどうでしょう。当然スピードは落ちます。でも全部を解く必要もないのです。しっかりした部分を6割から8割つくればいいんです。
社会のきまつ…190点だった~
~♡♡♡
先生のおかげじゃないけどネッ