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できごと:
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 試験などがしばらくない真空地帯である冬休みもまもなく終わろうとしています。塾としては進度を進める稼ぎ時。生徒の皆さんも同じ志を持って、時間を垂れ流して欲しくないなあ。
 今年の当方の抱負は、今年は苦虫をかみつぶしたような顔を見せたくないなあ。もっと明るい顔をすることです。
窓
 問題は早い進度、難しくなってくる内容をどうニコニコと消化していくかです。こちらも、これなら分かるだろうと手を変え品を変えて行きますから、生徒さんの方も反応をよくして、そこじゃない、分らないのはそこじゃないと自分の方から「分からない箇所を教師に教えてください」。または「やる気になっていません。」とかやる気にならない理由を教えてください。
エピソード:
 お正月にBS見ていましたらサンデル白熱教室で今、中国の若者で勉強競争から離脱した若者の「寝そべり族」について日米中の大学生が議論していました。寝そべり族の歌「寝そべることはいいことだ、寝そべることは素晴らしい、寝そべることは正しい。寝そべっていれば倒れることもない」と歌っています。紙面がありませんので次回また書きます。
親御さんの声
 いつもありがとうございます。この間の中間テストの時、塾でいただいた過去問のプリントをやってましたが、わからなかったようで私もよくわからず、答えもなかったのでどうしようもありませんでした。次の日、友達に聞いて理解しテストに挑んだそうで良かったんですが、また今後解き方がわからない問題がでてきたら教えてやってください。よろしくお願いします。
 なんと!問題出しっぱなしにしましたか。これはまた無責任な。
最低限、答えぐらいは渡しておくべきですね。または問題出したなら次回解答することは必須ですね。失礼しました!
今回も社会のテストの対策に苦戦していました。
 ほぼ地理との事で、アフリカ州の国や川など覚えて下さいと言われても、国名が長かったり、ふろで何回も言っても頭に入らないと困っていました。テストは記号だったようですが….
社会は全体的に深く学ぶ事が大切だと教えられている気がします。
 二つの問題があるような気がいたします。
一つは「どうやって試験対策をするか」であり、一番手っ取り早いのは先輩から、その先生の傾向や過去問をいただくことでしょう。なんだかんだと言って彼女は記憶力が良いと思いますよ。鵜飼いの鵜よろしく、試験の時だけ一時的に覚えるわけです。僕の大学の経験では僕なんかが大学にかろうじて合格して安堵している間に抜け目のない同級生たちはさっそく過去問漁りに精をだしていました。僕がそれを知ったのは後になってからでした。どうやら彼ら、地方の優秀な高校を出て来た彼らは高校時代からその習性を身につけているようです。
二つ目は「こういうまんべんなく社会に流通している常識を覚えていく学習とはいったい何だろう?」という根源的な問いです。
 政治家やジェネラリスト(管理職)を目指すのなら、基本的地理的条件、海に囲まれているとか隣国とは川が国境になっているとか、暑い気候だから採れる作物はなんだとか、を頭に入れておくことは必須でしょう。一方、基本的条件の他に今の社会が直面している「今」をとらえるために地理を勉強しているとも言えますが… 富を持てる国と持てない国の格差(南北問題)とか紛争の火種の研究とか、現代社会を動かしている怪物=金融について興味を持つとか…
生徒さんの声
1月にある冬休み明けの実力テストで目標点をとれるように冬期講習や家での勉強を頑張りたいです。
 君なんかは勉強の姿勢ができているので、こちらは「勉強してもらう努力」をしなくてもいいので大助かりです。冬期講習も半ばを過ぎて、じっくり身についたとは言えない情況ですが、前に前に進みましょう。
今回あまり勉強することができなかったので今度は地道に勉強したい。
 君も矢継ぎ早に頭に注入されることが多い種類の学校に行っています。
君の武器は見たところ「一途に頑張る」です。なんだかんだと言って校内試験は範囲が限定されますので取り組みやすしです。一方、知識の巾や深さという意識も頭の片隅に入れといてください。
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