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できごと:
 涼しくなってきました。いかがおすごしでしょうか?夏休み、そこそこ塾へ来てそこそこ学習を身につけて行った人もいますし、部活などに忙しく慌ただしく過ぎて行った人もいます。
 学習は、学んでもそのままにしておくと一週間もすれば忘れてしまって元の状態にもどってしまいますから復習し覚えたことを脳ミソに定着する汗をかく必要がありますが、これをするのは成績優秀な人に限られて、やって欲しい人に限ってやらない傾向があります。
窓
 教えていて教師が真面目に教えれば教えるほど生徒さんが小さくなるということがあります。どういうことかと申しますと、勉強は複雑で細部がありますから熱心に説明すると生徒さんを圧迫するだけのことがあります。生徒さんのやる気を引き出しているのではなく「やっぱりオレには勉強は無理かな?」と思わせたり委縮させていることがあります。生徒さんのミスを指摘し、是正すればするほど自尊心を木っ端みじんに粉砕したり自尊心を傷つけたりすることがあります。
どうすればいいか?
先生には余裕がないとだめですし、お笑いを持ち込まないとだめですし、細部に入らずにまず、生徒さんにあらすじを頭に入れてもらわないといけないと思います。まずあらすじ。
 教えていて教えれば教えるほど陰陰滅滅、先生も生徒も暗くなっていくことがあります。教えていて明かりが見えるのは成績優秀な生徒さんだけじゃないかという魔が差します。救いがあるのは生徒さんがそれでも元気で好奇心に富んでいる時、やる気人間である時です。
 ま、簡単ではないこの道を当方は進み続けるしかないです。
エピソード:
 これまた暗いエピソードかもしれません。
 用水が雑草に覆われたのでエンジン草刈機で水路の草を刈っていました。「アッ、蛇を切ったな」と思ったので、2mほど先に進み草刈りを続けていますと6:4または5:5で切られた蛇が追いついてきて刈っている側の反対側を走行して追い抜いて行きました。また切ることの無いように注意深く見守りながら草刈りを続けていますと蛇が潜って姿が見えなくなりました。次に姿を出したのはどこだと思いますか?
 刈っている刃の先に水面からグイッと頭をもたげてきたのです。すんでのところでかわし、エンジンを止め、水面から首を出し草に持たれている蛇の首をつまんで道の方へ放り投げたのですが、首をつままれても抵抗するわけでもなく、なすがまま。
 この蛇いったい何を考えて回転している刃先に飛び込んできたのでしょう?
動物は本当にわからないことが多くて、また結構考えるようです。
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