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できごと:
 はや五月になりました。例年なら修学旅行や宿泊学習の季節ですが、静かです。世の中全般に静かで嵐の前の静けさのようです。いかがお過ごしでしょうか?
 塾内の様子はかっての日本、中国、韓国のように進学熱の嵐が吹きまくっていた時代とは打って変わって、静かでマイペースでさめているという感じです。ともあれ力はつけておかなければなりませんので、静かに力を蓄えましょう。そして各自の伸びる分野を模索しましょう。
窓
 東京で塾をやっていた時のビルのオーナーの娘さんでフランスに住むSonokoさんがある時言いました。「先生やお医者さんは普通の人にはなって欲しくない」これはちょっと解説が必要ですので解説いたしますと。給料をもらうためだけの動機でなって欲しくない。何らかの志のある人になってもらいたい。人生や世の中に対しての“うんちく”のある人になってもらいたい。技量や技を伴って欲しい。
と、私は彼女の発言をそのように受け止めました。
エピソード:
 昔、亡くなった菅原文太さんが富山に来て講演した時、聞きに行ったことがありますが、彼曰く「全日空ホテルの部屋の窓が開かない」(息が詰まる)「立山の堂々たる姿見ていれば、僕の講演聞いているよりよっぽどいいですよ。あれだけでいい。富山はいいですよ」
  というわけで最近、立山の安心できる姿に慰められることがあります。関係ありませんけど、佐々成政もこの姿見ていたんだなあとか、自分とこの歴代の先祖もこの姿みていたんだなあとか。
 「立山の
  千代にかわらぬ けだかさを
  自然の教えと 仰ぎつつ
  楽しくはげむ この学舎に
  若き力ぞ みちみちて
  ああ 我が前沢校に
  栄えあれ 栄えあれ」

 なんだと思います?

 戦艦武蔵の3代目艦長で、黒部市出身で黒部市の教育長を勤め、昭和41年に亡くなった時は弔辞が2時間にわたってよまれたという朝倉豊次が作詞した黒部市前沢小学校の校歌です。

 北陸中日新聞に紹介記事が載っていたので早速富山県図書館横断検索にかけたら黒部市立図書館にだけありました。朝倉豊次が巻頭をかざる「戦艦「武蔵」」光人社NF文庫。
  日本全国民はぜひこの本を読むべきだと思います。上層部の無策、愚策によって(護衛の航空機が一機もない状態で米軍航空機の魚雷攻撃、爆弾攻撃、機銃攻撃に耐えなければならない戦艦「武蔵」の最後があるがままの姿でこの本には書いてあります。少将、中佐、一兵卒、料理を作る人や機関担当の人、機銃担当の人まで生き残った人の証言が書いてあります。
親御さんの声
 いつもありがとうございます。学校では参観日があり、通学に慣れ、仲間とつながろうという時で、安心できる心で生活する事が本当に大切だと実感しました。その分毎日の授業を大切にと聞き、塾でも勉強する時を大切にと思います。
駅まで友達と話しながら歩いているようなのでよかったなと思っています。
 実にいいことおっしゃります。
「仲間とつながろうという時で、安心できる心で生活する事が本当に大切だ」と思います。
 友人に小学校までは魚津で暮らしていて中2になって上滝の実家に戻り中学校を転校した人がいますが、彼によると、無理に友人を作ろうとあまり気にせずに自分の持ち分、居場所をしっかり信じていれば、知らぬ間に溶け込んで居場所ができるようです。神経質にならないことですかね。自分らしく生きていることですかね。
生徒さんの声
 英語がよく分からないので、これからは自分でも練習をしていきたいです。
塾でも英語を重点的にやっていきたいです。
 算数ばかりやってきましたが、これからしばらく英語ばかりやりましょう。僕に言わせると英語は5文型を覚えれば、それで英語の勉強終了!
ところが英語は脇道が多いというか惑わせるものが多い。オマケが多いのです。だから本流か脇道か絶えずわきまえていないと枝葉末節に足をとられてしまうのです。オマケを外して本流(5文型)を見失わないようにします。
あと、日本語にはない性質→主語を必ず書くとか、主語が複数か単数かで動詞が違ってくるとか
これを受け入れないといけません。
 この日本語との違いを受け入れることのできない多くの生徒さんがいらっしゃいます。そういう人の哲学(言い訳)「日本人だろ、英語なんかできなくていいんだよ。」
あと、そういう人は単語を覚えるのを面倒くさがります!(数学はできるのですが)
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