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できごと:
 白鳥も帰り、花が咲き乱れ春爛漫です。塾の桜は例年は4月10日に咲くのに、今年は3月29日にはもう咲いていました。気象の乱高下が気になります。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 今年の合格実績のご報告です。富山大学附属中学校1名、新湊高校普通科1名、伏木高校国際交流科1名です。それぞれ順当に合格し、番外がなくて良かったです。
 春休みセコセコと進度稼ぎたかったのですが、若者たちは今を楽しみたいので勉強漬けというわけにはいきませんでした。人が休んでいる間に少しでもと当方は考えてしまいます。
窓
 中一の期末テストでヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」の出題で、慌てて隠した蝶をポケットから取り出した場面で「ポケットから手を出し、ちょうを机の上に置いた。それをよく見ないうちに、僕はもう、どんな不幸が起こったかということを知った。」
問 「不幸」とはどのようなことか。本文中の言葉を使って簡潔に答えなさい。
生徒さんの答えは
 クジャクヤママユがつぶれてしまったこと
この答えが×をくらっているので不思議に思って正解を見せてもらうと
 クジャクヤママユがつぶれてしまったこと。
皆さん×くらった理由わかりましたか?
「。」が打っていないというのがその理由のようです。
僕なんかの感性では学校はふざけているのではないだろうか??というものです。ふざけてないとするといじめているのか??
 まあ世の中の厳しさを今のうちにしこんでおこうという「親心」だとは思うのですが、人を育てようという教育の現場でいったいこれはどういう人材を育てようとしているのか???
言われた通りに行動できる人材を育てようとしているらしいんですが僕なんかその方針に???です。
 まずおおらかな心で、なけなしの点数を稼いでいるんですからここは〇にして自信を持たせる方が先だと思うのですがいかがでしょう?
 世の中どうもギスギスしてきて昔のおおらかさはどこへ行ってしまったんだ。何が理由でこんな世の中の方向に向かって行くのだ考えてしまいます。
エピソード:
 エピソードの材料がないのでさっきの話の続きですが、人間としての内容よりも「成績」とか「評価」に重点を置いた行動に最近の人はなってきているのではないでしょうか。
  書いているうちにエピソードの材料が一つ出てきました。田んぼやっている山で鶯が鳴いているのですが、最初は「ケキョケキョ」とかやっているのですが毎日毎日やっているもんですから次第にうまくなっていくのです。口の悪い当方なんかは、あれだけ練習していれば誰だってうまくなるだろう。ま、しかし指導鳥もいないのにひたすら自己練習に明け暮れて自然に「ホーホケキョ」になっていくのです。不思議だな。
親御さんの声
 いつもありがとうございます。
中学生になるので元気に毎日通えたらと思います。
今しかできない事などチャレンジする春にと...
勉強は難しくなると思うので、短い時間でも大切に使う事が大切になってくるかなと思います。
 朝が来て夜が来てまた朝が来て、人はどんどん育っていきますね。
僕の知人でこの子供時代の彼らと接することができるのは今しかないと3人の子供との触れ合いを楽しんでいる男親がいますが、子供時代の子供は一瞬で過ぎて行きますね。
 勉強は難しくなりますけど、「与えられた課題を急速に正確に吸収できる子」というのが今までの優等生でした。そして「学校で一番」が集まってくるのが政府で、その政府が非難ごうごうという側面もあるわけで「与えられた課題を急速に正確に吸収できる」だけでは成り立たなくなってきていますから、自分の興味・関心を軸に自分の持ち味をどう生かしていくかを探りながら進んでいきましょう。
生徒さんの声
 最近、方程式の所をやっていますが、少し難しいです。
時間をかけてやっていきたいと思います。
 予習だいぶ進みましたね。しばらくは数学の授業は余裕でしょう。そういうふうに先に進んでおいて、授業はこの先どう進んでいくのか知っておくことはとても大切なことです。全体が見えることはとてもいいことです。上に大きい兄弟のいる子は、その兄弟から物の見方、勉強の見方を自然に覚えます。
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