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できごと:
 寒くなってきました。はや12月です。いかがお過ごしでしょうか?
 期末試験も終わり、しばらく試験のない真空地帯が続くと思われます。塾としては勉強の進度をあげる(追いつく)チャンスです。最近かって塾生だった25歳の人の機械検査の試験の過去問を一緒に解いています。土地家屋調査士試験の35歳は結婚して一年間のブランクの後、最近また復活しています。
 何を言いたいかといいますと、こちらとしては座標やら三平方の定理やらサイン、コサインやらをすっかり忘れてしまっている、または勉強してこなかった生徒さんを一から教えなくてはならないので大変です。言いたいことは時間のたっぷりある中学生、高校生時代に「ちゃんと」やってきてよ~
夜勤明けやらファミマとローソンの掛け持ちやらの合間に勉強するのは大変です。
窓
 計算用紙に廃棄した紙の裏を使っていますが、先日ひょいと裏返すと昔の「塾便り12月号」が出てきました。思わず読んでみるとなかなか興味深かったので再録してみます。

 早いもので、もう12月です。期末試験どうだったでしょう?
アメリカではオバマ新大統領が決まり期待を集めています。私も注目しています。
塾内の様子は小学生は本人は「成績が上がった。先生のお陰です。」というお世辞ともとれる発言を聞いたので、来たり来なかったりだけど、ま、いいかと手綱ゆるめです。
 中学生は例えば中3生を例に挙げてみますと、韓国や中国でみられる熱い受験熱「あなたの将来は高い学歴を身に付けるかどうかにかかっている」はあまり感じられません。明治時代の勉強して末は博士か大臣かという熱、戦後の科学少年の科学への熱、社会が安定期に入ってからの勉強して安定した生活への熱。今は時代を代表する一つの勉強熱というのがない時代なのでしょうか?しかし普通に考えれば多くの人が農業や林業など自然を相手とした生活へもどる気がない以上、先端技術や効率性を追求する経済戦争の社会が予想されますが、そういう中でどう自分の経済の居場所と心の居場所を探すかが次世代の課題です。とりあえず熱い受験熱は感じていないのですが、一応日本社会は学歴の上では高校が大きなふるいの役目をしていますからボンヤリしていると「ありゃこんなつもりじゃなかった」という進路にいる自分を発見したりします、用心してください。
高校生は親に言われて来ていてこちらがはっぱをかけて後ろから押したり、だんどりしてあげなくてはならない手数のかかる生徒は現在は一人もいません。みんなそれぞれに自覚があるみたいです。
 こうやってみると教えるのに圧倒的エネルギーがいるのは小学生、勉強の専門性が要求されるのは高校生ということになります。とりあえず良いお年を。    泉田

この1年いかがでしたでしょうか。今は景気のことに世間の注目が集まっていますが、私がとても心配していることは、悪質ないじめや家庭内暴力、更には不慮の事故のニュースが、毎日のように流れていることです。少年犯罪だけではありません。大人になってからも、社会にうまく溶け込めずに何の為にもならないような殺人事件を、平気で起こしたりしています。どうしてこのようなことになるのか、本当に不可解な世の中になっていると思います。
 精神的に孤独な子供たち、更には精神的に未熟なまま社会に出た若者たちによる犯罪が後を絶たないのですが、逃げ場のないところに追い込まれ、出口を見出すために突然攻撃的になってしまうことが考えられています。学力向上がひとつの逃げ道になりえますが、それが却って追い込むことになることもありえますので、普段から親子のコミュニケーションはしっかりとることが必要です。
 わが子に限って、とは思わないで普段から動向を注視したいものです。    中川
親御さんの声
 いつもありがとうございます。前期中間テストの後、英語の基本から塾で学び直したのが良かったようで、期末テストで書けたようです。苦手な部分はなかなか家ではやらないので、またよろしくお願い致します。その後中教研は、テストの勉強をせず受けたのが親としては、もう少しやる気がないものかと思ってびっくりしました。基本的な点がとれる所でのうっかりミスが多かったので、見直す事をするか、確実に解くか、時間内にあわてる部分を改善して、マイナスをつけ忘れるなどは気をはってほしいなと思います。
 英語の基本から見直ししたのが良かったのかもというご指摘ですが、僕もそう思います。今でも英作文の文の骨格があやふやなところがあり、英語は日本語と違って「主語」を厳重に書くんだよというような相手国言語の基礎を理解して欲しいと思います。
 もう少しやる気がないものかということですが、彼女これまで好調に推移してきたせいか、やる気を充分感じます。
 理詰めで考えるところが少しあいまいかなという気がしますが、女の子が理詰め一辺倒なのもどうかなと男尊女卑世代の当方などは思ってしまいますが、考え方はさまざまです。先日「池上彰のゼロ戦講義」という番組で鹿児島県鹿屋中央高校の2年生20人くらいが池上氏と共に出演して戦争や特攻についての意見を述べていましたが、その中にはっきりと自分の考えを持った女の子が一人いて、それを見ていて理詰めもいいものだなと思った次第であります。蛇足ですがこのBSの番組で初めて、アメリカ機の待ち伏せをかいくぐってたどりついた2機が戦艦に命中するのを見ました。必見
生徒さんの声
 最近は友達生活もうまくいっているし、
テストとかもそんなに点数が悪くないので
この調子でがんばりたい。
 順調な時はいいですね。顔に元気が出ています。
うまくいかなくなるのは謙虚さがなくなった時です。
気をつけてください。
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