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できごと:
 新型コロナでリズムが相当乱れていますが、何とかバランスを保ちましょう。いかがお過ごしでしょうか?
 生徒さん達は、まあまあついて来てくれてて文句を言う筋合いはないのですが、歯がゆさが残ると申しましょうか、快進撃ではありません。こちらが希望を示さないといけないのですが希望を示せていないのが最大の原因だと思います。
 (勉強すると)こんないいことがあるよ、こんな素晴らしい未来が待ってるよと努力の先の目標を示さないといけないのですがそれもできていません。
 それでも日々の(人によっては)重い勉強を「すすめ!すすめ!」と泥沼の中を行軍している状況でしょうか。情けない出だしになってしまいました。
論評:
 昔に比べて日本は豊かになりました。昔だったらお祭りの時にしか着なかったようなおべべ(きれいな洋服)を今の女の子は日常的に着ています。それと同じ様に身につける教養、学力も豊かであって欲しいものです。日本人が学校というものに通うようになった明治の始め国の教育の目標は欧米諸国に追いつくこと。富国強兵。科学技術の発達した強い国づくりでした。したがって教育も欧米の学問を身につけるのに秀でた人材選抜のスタイルとなりました。ひるがえって国ではなく個人の教育という観点で見た場合、教育は何を目指すのでしょうか?様々でしょうが、「自立した個人」ではないでしょうか?簡単に言ってしまえば勉強できなくても人間として自立していれば教育はうまくいったということではないでしょうか。今風に言えば「自分らしく」自分を育てることができた人は教育をうまくやったということにならないでしょうか?
 課せられる勉強と自分から取りに行く勉強はちがうとも言えると思います。課せられる勉強と自分育てのために自分から取りに行く勉強をどう取捨選択していくかでその人の着る教養という洋服は魅力的にもなっていくのではないでしょうか。
 閑話休題。とーにかく授業がにぎやかで面白いものになっていくよう努めたいと思います。
エピソード:
 スマホが猛威をふるっています。授業中でも当方に隙があれば生徒さんはスマホを見だします。今別れた誰かとも、そのままでかい音声で音声通話。ちょっとしたことはすぐスマホで検索。古代人の当方といたしましては、若い世代がスマホを通して全く違う文化を作り始めていると感ぜざるを負えません。ついていけてない自分がいます。
親御さんの声
 いつもありがとうございます。
毎年、連休明けは体調を崩しがちです。この時期を乗り越えると忘れるのですが、アトピーの悪化の時期で集中力がありません。アトピーのせいだけではないのですが…
娘からしばらく週一回の授業にしてもらってきたと聞きました。こちらの勝手で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
 集中力戻ってきたような気がするのですが。前回はラスト10分前で「疲れた」と言って集中した疲れが出ましたが。
 当方が彼女のアトピーに気付いたのは最近です。そこで「ニンジンから宇宙へ」赤峰勝人著を彼女に渡しました。著者は「大宇宙の中で、人間を含めたすべてのものは同じ重さで存在し、すべてが生かし合いながら循環している   大昔から続いているこのシンプルな宇宙のしくみを、私は、畑の中の小さなニンジンから教えてもらいました。同時に、この宇宙のしくみが、今、急速な速さで壊れかかっていることを感じた時、畑の中で学んだこと、気づいたことのすべてを伝えなければという強い焦燥感に襲われ、「ニンジンから宇宙へ」を出版することにしたのです。」と述べています。
 アトピーには周期があるようで治した人を知っていますが「がまん、何があってもがまん、眠れなくてもがまん」ということらしいです。
生徒さんの声
 一回の授業だけど、分からないところを分かるようにして、集中したいです。数学以外にも分からない難しい問題があるので、聞けるようにしておきたいです。

 一回の授業で納まりきらなくなったら、また二回にもどしてください。
数学以外でも分からないところは間髪おかずに聞いてください。
 とーにかくアトピーには対処療法と根本療法があるようで、アトピーは現代という時代が噴出したようなものらしいです。いろいろ気づきがあるといいですね。
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