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できごと:
 変な天候が続きますが、とにかく春です。若い人はなおさら春を感じることでしょう。中三生も卒塾してしまい塾は寂しくなりました。夏を待たないと生徒さんは増えないかもしれません。不徳の至りです。  結果報告いたします。昨年の10月に駆け込んで来られた高三生は富山国際大学子ども育成学部へ推薦で11月には進学が決まりましたが3月まで通ってくれました。
 中三生は
   高岡龍谷高校 調理科 推薦
   小杉高校 総合科 推薦
   高岡工芸高校 機械科
   高岡第一高校
以上です。高岡工芸機械科は今年県内で一番倍率が高かったですがU君は予想を裏切って見事合格を果たしました。がんばったね!
 かって兄弟3人が塾に通った家の長男が30になって介護福祉士試験になかなか合格しないので少し何とかしろということで2、3回みましたら見事今年は合格を果たしました。

論評:
 「AI(人工知能)VS教科書が読めない子どもたち」という本を最近読みました。著者はMARCH(明治、青山、立教、中央、法政大学)や関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館大学)などの大学入試を突破できる人工知能の開発者の新井紀子さんですが、今後の社会はAIにできる仕事はAIに置き換わっていき、その他大勢の仕事が危惧される予想を立てています。そして上位1~5%とその他95%という分け方をし日本のかなりの中高生が教科書が読めなくなっているとデータを挙げて実証しています。確かに読めないですが、僕に言わせると読めないのではなくて読まない(飛ばし読み、あてずっぽう読み)。読もうとする熱意、気力に何か欠けたものがあるのです。勉強を信じていないというか当てにしていないというか熱意の対象ではない。なんででしょう?「こんなおいらに誰がした」明治時代から戦後、敗戦からの復活の当時日本人が持っていた「身を立て名を上げ」精神、西洋文化への憧れ、科学技術をすばらしいとする精神。そういう勉強への原動力であったものがなくなっているのです。新しい自分流の文化をつくるんだという勉強の動機、気概をもってもらいたいですね。流されてしまいます。
エピソード:
 道神社の木を切ろう(杉の木2本、椎の木1本など)という動議が出されています(当方氏子総代の一人)。もちろん大風が吹き倒れて拝殿を壊したら誰が弁償するんだという考えからですが、なんでもかんでも経済の観点からしか見ない見方に、もう少しバランスをとって、失われるもののことも見て長い目で見てもらいたいと思います。僕たち(総代)が拝殿の中で仕事をしている間にも中学生らしい男女がデートに来て、誰もいないと思っていたのに当てが外れて神社の橋の欄干に少し腰かけ去っていきました。ことほど左様に神社はこんもりひっそりしていてこそ鎮守の森なのではないかと思います。科学技術の発達していなかった昔は自然の怒りを鎮めるには祈るしかなかった。今や社会は人間の手で作り出されたものと考え、自然は利用するもの管理するものとみなされ、ともに社会をつくっている仲間だとは考えなくなった。そこから人間の傲慢化がはじまった。
親御さんの声
 泉田先生、
短い間でしたが、本当にありがとうございました。入塾中は、急な日の変更や時間の変更など、色々わがままをたくさん言ってしまい、申し訳ありませんでした。その都度、きちんと対応していただいて、本当に助かりました。先生のおかげで少しずつ点数が上がってきて、最後の実力では少し目標点にはたりませんでしたが、それなりに満足いった結果でした。今まで、ありがとうございました!!
 そう言っていただいて有難うございます。最後の実力数学17、英語20ですね。あんまり変わっていないとも言えますね。すみません。直前の本気度がもう少し早くやってくれば良かったですね。ノートでもそうですがきちんと書くようなところがあって、もっと格好は悪くても内容を押さえることにエネルギーを注いでもらいたいと思います。丸呑みとか丸覚え学習でない新たな勉強の哲学を入手できればいいですね。
生徒さんの声
 泉田先生、半年ありがとうございました!
おかげで結構テストとけました。
本当にありがとうございました。
 最後の実力で君は23を3つもとっています。一方U君はムラのある得点ですが強い教科を持っていて、そこで得点している。ま、教えていて考えているな、取り組んでいるなという場面が彼にはありました。あなたのは点数を並べるのが勉強だ!というようなところがあって、そこが少しやりづらかったかな。電話でも言いましたがS校は楽しくな~いという話も聞きます。人間万事塞翁が馬です。何が幸いするか分かりません。Good luck!
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