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できごと:
 二月になって受験モードになってきました。私立高校の入試が終り、後は県立高校を残すのみです。Y.N君は早々と私立専願で合格を決めて塾を去っていきました。今年の県立高校の推薦入試の志願倍率は1.0を切り、なんとなく県立高校離れ、無理やり勉強して大学受験をするという路線から離れる人もちらほら見られるようです。
 しかし、しかしですよ、受験勉強には、ある一定の魅力・効果があります。ハードな勉強の世界に触れることとか、物事を達成する粘り強さが必要な事とか、いずれにしても甘ちゃん精神は撃退されます。この先行き不透明な時代にやはり身につけておくべきは勉強だったりします。
 一方、進学校に入った、しかし学校は背伸びした勉強ばかり付き合わされて楽しくない、毎日が楽しくないということも起こります。学校の勉強についていけるものを持っている人はいいですが、勉強を面白くない、無理やり付き合わされているという人はどうしたもんでしょうか。テキトーにやるというのが一つの解決法ですかね。いずれにしても自分のスタンス、生きる道、好きなものを見つけていかなければなりません。逆に言えば学校が自分のスタンス、生きる道、好きなものを見つける場となればいいわけで……
論評:
 話題はズレますが、塾の部屋がチューリップTVの番組に登場したことがあります。塾内に生息する富山市のN氏が塾内でチューリップTVのインタビューを受けたからです(地方議会の改革を問う)。今、富山市の市議会議長が政務活動費不正使用の件で議長職辞職願を出して話題になっていますが、彼はこの問題にずっとかかわってきました(2,3年前にこの問題が大きく取り上げられ、その後、波がひくようにこの問題が話題に出なくなった後もずっと一人で)。その彼がよく言う言葉に「市民はバカだバカだ」というのがあります。問題をすぐ忘れるとか、深く考えないとか、周囲に迎合ばかりしていて自分の意見を出さないとかをさすのでしょうが、市民も現状追認ばかりしていないで感覚や理解をもっと研ぎ澄ます時期がきているのかもしれないですね。
エピソード:
 母が93歳で亡くなりました。大正生まれで富山大空襲を呉羽山から見た人ですが、そう言えば母の実家の庭には防空壕のなごりみたいなものがあったような気がします。病院に入院することなく家で亡くなりました。お医者さんは自然死、老衰と判断していきました。ご近所の人に無理を言って家で葬儀を済ませました。
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