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できごと:
 あわただしく年の瀬がやってまいりました、いかがお過ごしでしょうか?塾内の様子は、やはり勉強だけしていると詰まってくると申しますか生徒さん達は、今を生きると申しますか楽しみたい盛り、エネルギー充満状態ですから、何とか息抜きしたい命を吹き返したいわけですね。少しでも楽しみを見つけようとしますね。ま、締めるところは締めて手綱をしめていかなければなりません。勉強やっているのが超幸せという人はそういません。勉強の動機があってエンジンがかかってしまっている状態の人ですね。しかし生徒さん達は「やらねばならない」とは思っているようです。
論評:
 先日テレビを見ていましたら「僕の自学ノート」というのをやっていました。見られました?お勧めですね。再放送7回らしいです。話題の人は高校生らしいですが、小学校三年生から「自学ノート」という学び方を始めたらしいです。新聞記事で目に留まったところ、関心の持ったところを切り抜きノートに貼る。自分の思ったこと、感じたこと、調べたことをノートに書いていくという方法らしいです。したがいまして自ずと「好きな事だけをやる」らしいです。様々な賞を受賞していて評価されています。そもそも16歳かそこらでガチガチに勉強している人を尻目にNHKスペシャルで自分と自分の人生を取り上げられること自体スゴイ。学校ではいるのかいないのか分からないような目立たない子らしいです。放課後は部活せずに一目散に自学ノート学習に入るため家へあるいは未来館、歴史館といった文化施設へ馳せ参ずるようです。オタクというのか一昔前だったら全く相手にされない生き方ですよね。こういうのが脚光を浴びるというところに社会の潮流のどこかに疼くところ(次の時代の芽)があるんでしょうね。そういううねりは僕の周辺でもあり、不登校だった小三生が今は小見小学校(山奥、全校生徒17名ぐらい)に富山市中心からわざわざ通っているっていうのもあります。番組の最後に母親が書いたという書道の文字「大切なのは何か一つ好きなことがあること
   そしてその好きなことがずっと好きであり続けられる旅程が
   驚くほど豊かで君を一瞬たりとも飽きさせるということがないということ
   そしてそれは静かに君を励まし続ける
   最後の最後まで励まし続ける」
結局僕なりの乱暴なまとめ方をすると、規格外でも生きられるということですね。学校教育はみんなと一緒の行動を要求されるJIS規格、規格外で珍しくうまくいった例が番組で紹介されていました。
エピソード:
 昨年までは自治会役員、今年はお宮の役。先日お宮の木の雪吊りを役員でやったのですが、長らく分からなかった雪吊りのてっぺんの縄の結び方がお陰さまで分かりました。村の人の中には誰かしら上手な人が一人や二人はいるもので、見様見真似で教えてもらえるわけです。無料で。
親御さんの声
 入塾して一ヶ月が経ちました。
学校生活だけでいっぱいいっぱいかと思い、心配もありましたが、週2回の塾もだいぶん慣れ生活の一部となってきました。分からなかったところも、少しずつ理解できている様です。
 とにかく頑張り屋さんですね。何をやればいいか分かると猛然とダッシュします。ただ企画力が弱いと申しますか、解く道筋を自分で立てていくのはあまりうまくない。人間一長一短ですから。あと、僕の発言で彼女のやる気なくなるボタンを押してしまい、急速にやる気がしぼみ、回復までに時間がかかるということが時々あります。しかし付いてきてくれているのは助かります。
生徒さんの声
 塾に行く前は数学の授業の内容が分からなかったけど、塾に通い始めて分かるようになったし、問題を解けるようになったので良かったです。番数が半分以上で嬉しかったです。
 番数が半分以上で嬉しかったとか。「嬉しい」という気持ちしか、次行く原動力、エネルギーが出てきませんよね。好循環か悪循環かということです。分かる→嬉しい→やる気がでる→さらに取り組む→分かる→嬉しい→やる気が出る
です。
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