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できごと:
 塾便りは書いている時と親御さんが目にされる時と時間差があります。この塾便りが届くころには連休も終わっていることでしょう。いかがでしたでしょうか。
 四月新学期バタバタして、そろそろ修学旅行なんかが終わったあたりから通常モードに入ってきます。このバタバタして勉強の進度が遅い時期が塾にとっては進度の稼ぎ時です。しっかりやっていけたかな?と思っています。
論評:
 普通、勉強であれスポーツであれ、「選別」と「追い込み」で成り立っています。より高いレベルで戦うために適者を選別します。そして厳しいトレーニングを課します。そして大会なり試験なりで競わせます。その勝ち残った輝かしい部分をTVやメディアで目にします。これを覇者の哲学と申しますか、競争に勝つ、強いものが善という考え方です。
 では、そうでない哲学というのは「貧しくてもいい心豊かに」とか「みんな違ってみんないい」という考え方です。余談ですが現在の政治、安倍氏の政治は覇者の哲学の典型ですね。
 なんでこんな話題を出したかといいますと、気のせいか当塾に入ると、なんだかしっかりしていた生徒さんがだれると感じられる時があるからです。厳しく追い込んでいないからだれるのでしょうか。「みんなちがってみんないい」という考え方でやると「だれる」のでしょうか。25歳から塾をやって40年以上やっていますがいまだに登山のふもとにいる感じです。  でも、ちょっと考えればわかりますよね、様々な能力の生徒さんを「みんな違ってみんないい」と全員試合に出したらどんな試合になるか。
エピソード:
 農業をやっていて(生徒さんの来ない日中は八尾で農業をやっています)、しかも中山間地の次々と高齢で放棄された山の中の田んぼで一人ポツンと農業をやっていますと、新湊の平地の周りが山で囲まれていない田んぼと比べて、自然の摂理を目にする場面が非常に多いです。
  一言で言うと厳しい生存競争を目の当たりにすると申しますか、「キビシイー」生き物の現実ですね。日の当たったところは伸びるし、日が当たらないとしぼんでやがて消えていく。
 生徒さん達も農業体験をし、生き物のありようを実体験として身に染みてほしいですね。
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