>> 泉田塾 情緒・環境のHP せんだじゅく
泉田塾たよりのページへ
月画像
月タイトル
できごと:
 寒さが身に沁み、もう年の瀬です。いかがお過ごしでしょうか?期末試験も終り、どうだったでしょうか?帰って来た答案は、そのままにせず見直しましょう。もう少し注意深くしていれば防げたミスと分らなかった問題に分類しましょう。軽~いミスが、よく見られます。まずこれを防ぎましょう。当方の場合は年のせいで、生徒さんの場合は取り組みの甘さで。自分のやった作業が正確になるようセンスを持ちましょう。しっかりした作業って大事なんだと分かってもらいたいですね。
論評:
 先月号で、答えは合っているのに「X=」とつけなかったために減点されたケースを紹介しましたが塾便りの愛読者のK君からメールが来たのでご紹介します。
 「x=12とかの x= の部分は、枝葉と思います。配点が満点10点なら、 x=が無いとマイナス1~2点が妥当と僕は思います。
答案の記述が12だけで、 x=が抜けているからとバツにするのは、やり過ぎだと思います。
社会基準に合わせるなら x=をきちんと書くようにするといいし、本質重視なら 減点を覚悟しつつx=を書かない流儀もいいと思います。
ただ枝葉に対する減点(評価)も、まったく気にしない減点0の人から、厳しい減点10点にする人まで、世の中いろんな人々の考え方があると思います。
そんな中で x=をきちんと書いていくのか、書かないかは、本人が選ぶ自由だと思います。
日本や資本主義が進むにつれ割りと外観重視の x=がきちんと書かざるを得ない方向に力が働くようです(強制的に)。その原動力の1つは外観のしっかりした商品を購買する消費者の選択、志向性だと思います。」
エピソード:
 隣の家から自然薯(じねんじょ)をもらいました。約1mほど掘って自作肥料を入れて育てたそうです。スーパーの山芋はおろすとすぐに茶色に変色するのに、この山芋は朝おろして夕方まで白いままでした。なんか自然に近い育て方(人工的に化学肥料で促成栽培をしない)の方が粘りがあって、味も濃いような気がします。便利さと中身とでいろいろな場面で選択を迫られます。
泉田塾たよりのページへ