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できごと:
 暑くなってきて、勉強能率が落ちてきています。クーラー入れて効率を上げた方がいいのか、若者に辛抱、耐えることを訓練した方があとあと将来のためになるのか悩みます。バランスというあるいは中庸という便利な言葉で逃げたいと思います。当方の畑の競争相手(雑草)が多く、いじけて育った小さな小松菜がすくすく育ったスーパーの大きな小松菜と比べて、美味しいのです。あるもの(something)を持っているのです。
論評:
 畑の話題ばかりで恐縮ですが、たとえばキビの種を蒔いていまして、25cm間隔だとします。最初は25cmにしているのですが、途中で迷いが生じます。もっとたくさん採るために15cm間隔にした方がいいのじゃないかと、そこで15cm間隔にします。しばらくすると、密集は大きく育たないぞ、やはり25cm間隔にしよう。などと疲れや、帰りの時間が迫って来たなどの様々な理由により、ゆらぐのです。実に紆余曲折、一貫性のない畝(うね)が出来上がります。皆さんそういうことってないですか?畑が小さければ途中で迷いは生じないかもしれませんが畝の端から端まで30mほどあると、途中で「無限」に見えてきます。悩みはいつも「やり足りないのか?」「やりすぎなのか」です。度を越しているのか、まだまだ不足しているのか?肥料などで考えると分りやすいと思います。
エピソード:
 第一話、長沢の南の方、山田川にかかっている橋の上で老女が公道の草むしりしていました。公徳心? 第二話、クボタの八尾の営業所の女事務員さんがチェンソーないかとの僕の質問に対して、気に入ったチェンソーがないとわかると、別のお店を手際よく道順を説明してくれ、最終的にその紹介された店で買うことになったチェンソーに対してマージン(紹介料)をとらないでくれたので、その分だけ安く買うことができました。?
親御さんの声
 これから暑くなり、彼女の最も過ごしにくい季節の到来です。親としては、できるだけ本人がやりたい活動をできるようサポートしていきます。
   別の生徒さんで蚊に刺されると半日くらいは赤く腫れる生徒さんがいますが、当方は蚊や虫は平気、刺されても跡も残らないくらいですので人の個人差には驚かされます。確かに娘さんはすぐ体の不調を訴えます。当方は分らないのですが、きっとしんどいことは蚊の彼の件で納得しました。  おばあさんからもらったお小遣いで本を買ったと言っていたことがありましたが好きなことを見つけ、それなりに向かっているようですね。サポートは助かるでしょう。
 最近、6年生徒さんと一緒に何々をしたよと、楽しくした事を話してくれ、私も嬉しく思うことがよくあるようになり、6年生相棒さんに感謝です。これからもよろしくたのみます。テストもがんばっています。この調子で進むとラッキーな限りです。
   彼女は本当に人懐っこく、人恋しがり屋さんですね。誰か他の人が来ると、早速サービス精神を発揮します。そのあまり静かな授業態度ではないかもしれません。面白い発言も多く、受け身で大人しく授業を受けるのは学校で充分体験しているでしょうから「自分表現」の場もあってもいいのかなと、今は少し甘いですね。中学生くらいになると少しは自分のことを話してくれよと思うくらい話さなくなる時期もありますから、話しかけてくれる今が花かも。しかし「聞く力」阿川佐和子というベストセラー本もあるくらいですから、経験を多く持っている他人の話を聞くことの大切さを悟ってくれるといいなと思います。自分の楽しいこと、自己表現に夢中で、今はそれどころではないという感じです。
生徒さんの声
最近、やりたいことに近づくチャンスをつかみました。それを頑張りつつ勉強も頑張りたいです。
  人間、希望がないと生きていけませんので「原動力」のようなものが見つかりそうなのはいいですね。話は変わりますが昔、二十歳の頃、新品の機械を納めに新潟の方に出張したことがあります。その会社の親爺は「一」(はじめ)という飲み屋でその日の夜の部を始めるのですが新品機械納入のおめでたい日ですから僕も連れて行ってくれました。そこでのグチ。「番頭が偉そうにしていて自分がいないと会社は回らないという態度なので、へこませるためにこの機械を導入したんだ。」と心の内を話してくれました。また場面は変わって当方40代の頃、ロータリークラブに入っていた頃、トラックを40台も50台も持っている新湊の社長さんとどこかのホテルの飲み屋で並んで飲んでいた時に聞いた話。「そいつがいないと会社は回らないという状態をつくらないこと。代わりは他にもいるという状態にしておくことが大事だ。」ン?  一方、多くの経営者の方が望むことは「言われたこと、期待されている作業をキチンと完璧に、速くこなすこと」。学校教育に企業論理が持ち込まれる傾向の強い昨今の日本。おとなしく、まじめに、決められた作業を正確に速くこなす人材というのが企業の求める人材であるのは永遠の真理であるように思えます。  希望を見つけ出したばかりの君に無関係と思われる話を長々としてしまいました。悪しからず。
何をしたらいいか分らない、どのページを開けばいいか分らない、文字や文章の意味が分らない。本当にどうしよう…という状態です。  とりあえずやる!今のところ、とりあえず何でもやってみれば理解できるんだと分りました。  試行錯誤しないと前に進めないんだなぁと痛感しています。嫌だなぁと思う反面、今こうやって勉強出来て良かったなぁ とも思います。先生にも巡り合えたのは私の人生にプラスだと思います。勉強と生きる知恵も学べますね。
  まいごのまいごのこねこちゃんのようなことになっていますね。当方も思い出しますね、高校生の頃、二次方程式の解の公式の意味がさっぱりわからず丸覚えで試験を通過していた日々の頃を。あの時に比べ理解も自信も格段に増えていて当方にとって勉強そのものは人生に役立たなかった(漢字とか計算能力とか知らず知らず役立っているのかも)ですが、人生理解とか困難を乗り越える自信にはなりましたね。そこで役に立ったかも。  「何をしたらいいか分らない、文字や文章の意味がわからない」ここのところが生徒さんと当方でいつも大きく食い違いが出てくるところです。当方が思っている この生徒さんはここを理解していないのだろうという箇所と生徒さんが理解出来ていない箇所がまったくずれているということはしょっちゅうです。しつこく「そこじゃない、自分がわからないところはココ」だと言ってくださいね。生徒さんの分ってないところは、そこじゃなくてここ。これができれば当方も達人になれるのですが。  とにかく前に進む力があれば何とかなりますよ。必要なのは意欲!しゃにむに前に進む力!です。
国ごのテストなんか、うらおもて100点やったでー!!天才やよね   これもせんせーのおかげやで!
  「国ご」ですか。ひっかかることばかりしてくれますね。現代のアニメや若者の歌、いわゆるサブカルチャーというのを見ていますと「普通」「まとも」=つまらない ということになるのでしょうが、君はかなり極端ですね。縁起でもない話ですが当方の学生時代の「豪傑」(なみはずれたスケールの人)は皆早死にしていますよ。ご用心。
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