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できごと:
早くも11月です。いかがお過ごしでしょうか。塾内の様子は、話すことが嫌じゃなくて若者の日々の過ごし方の様子がわかる話し方をしてくれる生徒さんがいるので、こちらの知らない若者文化に触れられます。最近の生徒さんと言いますか、今いる生徒さんは引っ込み思案で思っていることを話さないという性質がないことが特徴です。
論評:
 生徒さんの前で生徒さん達のことを現代人、私達年寄りのことを古代人と言い方をして、考え方の違いについて話すことがよくあります。
 年寄りの論法:与えられた仕事をしっかりやり、同じ繰り返しの仕事をミスなくこなし信用を得る。
 若者の論法:細分化された仕事を忠実にやり続けることは魅力がない。何かワクワクする仕事がしたい。
 
九月に高専の同窓会が富山の「魚民」であり同期の中で一番出世したと思われる270名ぐらいの会社の専務になっている男に聞いてみました。「あなたの成功の秘訣は何ですか?」彼曰く「高専の時自分は卒論を書くのも誰かに手伝ってもらうような、どうしようもない人間だった。二十歳の時、茶道を始めた。そのうちニューヨークなんかへ行って指導するようなこともあった。工学以外の様々な文化に触れて目が開けた。」というようなことを言いました。  この話の流れで工学系の人間、文科系の人間という話になり、スペシャリスト(専門家)、ジェネラリスト(幅広く諸事に通じだ人、総合的に判断し道を決めていく人)という話になり、文科系の方が人間が柔軟だという、その時の結論になりました。ちなみに当方は高専の機械科と東京の大学の鉱山学科を出ている工学系です。  何を言いたいかと申しますと、日々の勉強で因数分解、分数の計算や漢文、古文、様々な現代文あるいは地理、歴史など勉強して何になるのか、とかく年号暗記、できごと暗記のような点を取るための勉強、資格を得るための勉強になっていて、勉強がやせて枯れていないかというようなことです。因数分解、分数の計算、漢文、古文、地理歴史などの勉強の際に、そこから自分成長のこやしを汲み取るようにしたいものです。勉強がみずみずしくなるよう工夫する。人類文化の発展を受け継ぐ作業だくらいに思って勉強したいものです。(就職してしまえば、こんな幅広い勉強する機会はないです)
   余談ですが、その同窓会に柔道部で一緒だった富山市議が顔をちょこっと出しましたもので「まだ新聞に出ないのかい」と聞いてみましたら「今のところはね」という返答でしたが、それから数週間もしないうちに新聞に出て議員を辞職しました。世の中いろいろです。
エピソード:
 エピソードじゃないですが、新聞記事の電通(広告業大手)の24歳東大出女性の自殺にまつわる記事読みました。元電通社員だったという人の話に「有名大学を出てエリートコースを歩んできたという鼻をへし折るために、あえて新入社員には過酷なハードルをくぐらせる」と、ありました。この人は上司の靴にビールを入れて飲まさせられたそうです。う~ん。
親御さんの声
 算数拡大図と縮図について
テスト結果を見ますと縮図の考え方が理解していない様なので基本より~縮図を教えてください。早さについても教科書を基によろしくお願いします。
3年生、4年生をやり直しでしょうかね?
   テスト結果見ました。おもてが90/100、裏の数学的な考え方の方が10/50。詳しく見ますと15000cmが15mとなっていました。もう一つは2500÷500=4.1でした。このようなミスが多いです。専念がたりないと申しましょうか、本人の中でまだ価値を置いていないといいますか。とりあえず時が解決してくれると考えませんか。心が充実してくれば自然と解決すると思います。
生徒さんの声
3年生、4年生やり直しは「いやだ!!」これからも4649O(お)ねがいします。
            by ひなた
  親や先生を満足させ喜ばせるのは難しいことではありません。ちゃんとやりさえすればいいのです。お行儀よく振舞い、勤勉で、ちゃんとやりさえすればいいのです。3年生、4年生やり直しましょうか。
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