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できごと:
 塾内に、まことに先生の言うことを素直に聞いてくれる生徒さんがいます。学習する立場にある生徒さんの鏡のような人です。先生の言ったとおりにやってくれ、作業をいつまでもやるという持続力もあります。思わず自分が名先生にでもなったような気になります。教師としてとても楽です。一方、「のり」の感じられない生徒さんもいます。積極性が感じられないのです。動かない牛さんを絶えず押していなければならないということです。どちらかと言えば苦痛で面白味を感じていないようです。ある生徒さんは言いました「勉強は分らないとまったくおもしろくない」。分るということは勉強を進める上で最低限必要なことなのでしょう。そして当然、塾としては、それに全力で当たるべきでしょう。一方、理解力はあるのに家での勉強はまったくしてない様子の生徒さんもいます。こちらは、それだけ理解力があるのだから、ちゃんと取り組めば成績は伸びるのにと思っているのに成績に対する執着がありません。勉強価値観というか勉強に価値があると思って欲しいのですが。自己点火というか他力で燃えるのではなく自ら燃えてほしい。自学自習の部分がほしい。
論評:
「できごと」欄が長くなりましたので続きをこの欄に書きます。フランスに住む日本人SONOKOさん67歳が当方の田植えを手伝うために4泊していかれました。白百合女子学園というお嬢様学校を小・中・高と過ごし小学校から中学校へ中学校から高校へその度に謀反と云いますか「公立学校に行かせてくれ」というようなことを訴えたらしいのですが聞いてもらえずついに高校を卒業した時点で親を説き伏せてシベリア鉄道経由でフランスに行った人ですが本人いわく「ここから私の人生は始まったの」。そのSONOKOさんと、もう一人田植えを手伝ってくれたTAKAKOさん(67歳)は初対面だったのですが、この二人の会話が側で聞いていると面白いのです。二人とも高校しか出ていないのですが、そしてTAKAKOさんの方はキリスト教牧師さんの妻という立場もあって今、不登校になり始めた生徒さんの親から相談を受けているのですが、どんなアドバイスをしているかというと「やる気になればぐんと伸びる力を持った子だから、行きたくないというのを無理に行かせることはないわよ。場合によっては一年行かなくても平気なくらいの気持ちでいなさいよ。人生、学校学校、勉強勉強ばかりじゃないわよ」といった音階のものです。たくましく生きて行く力が大切、工夫して生きる知恵が大切ということでこの二人は一致しているのです。この二人と行動を共にしていると臨機応変と申しますか応用力と言いますか機転が利くと言いますか思いがけない方法を見出すと言いますか組み合わせの名手です。で、言いたいことは「できごと」欄で勉強してくれることの大切さを説いた割には人生、学校の勉強だけじゃない。もっと深く、広いものだと言いたいわけです。
エピソード:
田んぼの中でジャバジャバとのたうちまわっているものがいましたので一輪車をあぜ道に止めて見てみると蛇二匹が取っ組み合いの喧嘩をしていました。青い蛇と茶色の蛇が相手の胴体を噛んで喧嘩をしていました。こんなことってあるんですね。 塾長の自由研究はお休みします。
親御さんの声
ガツガツと勉強しられんか~、と言わないで居ても、自分からするかな~と頭を悩ませているこの頃です。良い解決方法教えて下さい。
    ちゃんとやる時があります彼女は。だから、安心して任せています、となるのが理想でしょうか。当方の経験では親から勉強しろと言われたことはありませんが小学校の頃母親が自分の父親が朝早く起きて勉強した人だというようなことを言い、その頃は素直だった当方はすっかりのせられて勉強するようになりました。家庭教師をつけられた兄の方はそれほど勉強できるようにならなかったですから、で~んと構えて自分の後姿を見てもらうよりしょうがないんじゃないっすか。
 今回もお世話になります。 初めは塾に通う事態抵抗があった様ですが、最近では今日頑張った自分の成果を自慢げに見せてくるあたり「まんざらでもないな?」と思っております。 今までは「解らない」のまま放置していたのが、直ぐに「解る」にして下さる先生に感謝しております。
思えば3人の兄さんを教えてきたのですね。ラジオ体操に来ていた小さな小学生も、はや中3ですか。早い早い。この子ほんとうによく言うことを聞きますね。こんなによく言うことを聞いてくれる子ははじめてです。この長所大事にしたいですね。
生徒さんの声
英語が苦てなのでもうちょっとがんばろうと思いました。がんばるぞ                               完。
   英語ですか。親御さんの判断では、英語これからの社会では必要だと判断しておられますね。自らおもしろいとかやろうと思ったものが伸びますよね。
生徒さん向けコーナー今月はお休みします。
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