できごと:

どちらかと言えば冷夏と言える夏が過ぎて行きました。それにしてもゲリラ豪雨です。さて塾内の様子は静かです。やることをやってくる人(予習など)は少数、少しやる気になっているかなという人が多数。言われればやる。積極的に覚えようとはしない。今やっている学習は創造ではなく「理解」と「覚える」ですが学習の先に光が見いだせないのか、後ろからムチで叩かれないからなのか「覚え」ようとはしないです。困ったもんです。そんなに与えられた学習の領域でダッシュが見られないなら、どこかで自分の分野を養っているんだと考えたいものです。

論評:

やはり私にとっては代々木ゼミナール(予備校)の20校舎閉鎖というニュースは大きいですね。なんでこんなに生徒さんが集まらなくなったのか、自分の不徳のいたすところとだけ落ち込んでいましたが、そうとばかりも言えないようです。そしてニュース解説を聞いていまして今の生徒さんの「がんばらない」気質が報道されていまして少し納得。やはり目の輝いた子を育てるにはお国は貧乏の方がいいみたいですね。

エピソード: 

 朝、車のカギが見つからなくて慌てたので合鍵を作りに富山の柳町の41号線に面した一風堂というハンコ屋へ行ってきました。その場でカギを丁寧に作ってくれ「試してみろ」というので試してみると今までの合鍵のように入りにくいということがなくスムーズ。さて、その待っている間店内の展示物(ハンコ、名札など)を見ていると陳列棚を指でさすっても埃がついてこない!国道に面した店なのに。聞くと「毎日拭いているから」とのこと。当方の塾は汚いので有名ですが国道に近いからと諦めていましたがこれを聞いて発奮。これからは掃除することにしました。ちなみにカギの料金は600円。

 塾長の自由研究:

 今回は、ひたすら歩く虫の話です。一つは胴体は黒、頭とお尻がオレンジの体長3cmぐらいの毛虫の話です。お昼を物置代わりにしている廃車の陰で食べていますと、その毛虫が目に留まりました。ちょうどお昼も済んだことだしと目で追いかけていると、草に登っては隣の葉に移り、時にはずっこけて落ち、そんな風に進んでいくのです。当方が不思議に思ったのは草からひっくり返って落下しても、また同じ方向に進んでいくことです。何か方向が分る不思議なセンサーを持っているとしか思えないように一つの方向に進んでいくのです。3cmの虫が10m近くも歩いて、やがてさすがに疲れたか、ある草の上で動かなくなってしまいました。ここで当方やってはいけないことをしてしまいました。この虫が好む八尾のこの地では「たっちょ」と呼ばれている草の葉に運んでやってしまいました。

 またある時、今度は用水を背にしてお昼を食べていますと目に留まったのは飛べないスズメバチの歩いている姿。例によって追跡しました。歩くこと歩くことコンクリートの道の右端を脇目もふらずひたすら歩きます、孤独に。30分ほど歩いて道端の草に登って止まったので追跡をあきらめました。翌日車でその距離を測ってみると200mでした。止まればアリの襲撃に会うからひたすら歩くのでしょうか。???の多いことではあります。

親御さんの声

 連日の猛暑の中、一歩でも志望校に近づけるよう頑張っています。先生との面談の後に、高校の担任の先生との三者面談を行いましたが、かなり厳しい現状です。しかし、本人の努力しだいだと思っていますので、先生のご指導もよろしくお願いいたします。先日、土曜日に関西の有名私大を2校ほど下見に連れていきました。何か期するものを持ってほしいなと思っています。

 

 本人も行って来たと言ってました。下見はとても大事です。最近は本人の頑張りと気合が感じられます。が、それと同時に単純ミスも減ったとは言え見受けられます。JR職員は駅で線路を横断して向こうのホームに移る時、指差確認(指で左を差しながら左から来る電車がいないことを確認し、右を差しながら右から来る電車がいないことを確認する)をします。それと同じように要所要所で計算ミスのないことを確認してから次に進むようにはできないでしょうか。計算ミスがあると、その時点でそこから先の努力は無駄になってしまいますから。slow&steady(ゆっくりとしかし確実に)の方が追い立てられるようにせかせか行くよりいいと思います。前向きな姿勢に神は微笑むことを信じてがんばりましょう。