できごと:

  バレンタインデーの前の日

A子さん 「これ」と言ってチョコを出す。

当方   「姉さん? それとも君?」

A子さん 「母さん」

論評:

古い話になりますが、お正月の番組を見ていましたら日本の来た道を振り返る番組がありまして、昭和20年代首都圏の列車で通勤風景を映していました。超満員でデッキにぶら下がっているいる人や、ドヤドヤと押し込まれるなかで靴が線路やホームに落ちてしまう人などが映されていました。この映像を見て当方の思ったこと「今だったら『安全管理はどうなっているんだ!』とクレームが来るだろうな」。日本にもこんなワイルドな時代があったのですね、今更ながら。聞くところによりますと欧米では観光地などかなり危ないと思われる箇所でも過剰な柵をせず「自己責任」を重んじるとか。過剰な安全配慮はひ弱な日本人を作り出すばかりだと当方には思われます。管理者側の過剰防衛と大衆の側のクレーマー体質がつまらない国日本を作り出していくように思います。

エピソード: 

 明文堂の板東店で「永遠の0」という本が文庫本№1に長期間ランクされています。塾でもB子さんが去年の夏頃テレビの番組で存在を知り、その後南中の図書館で読み、今年に入ってから映画がやってきたことを知りお母さんと一緒に見に行って来たそうです。二人とも涙ながらに帰ってきたとは兄さんが伝えてくれました。当方はというとその映画の存在を昨年末婦中町のノギというレストランで会食した時に知りようやく正月に見たのですがえらく感動してしまいました。題名からは戦争映画かなくらいの軽い気持ちで見に行ったのですが映画は2006年の現代を生きる姉弟から始まります。まずそこで意表を突かれてしまいました。ぜひ見ていただきたい映画です。当方はその後文庫本を読み、さらにその本の後書きに書かれていた、生きて帰ってきたゼロ戦パイロット坂井三郎の「大空のサムライ」を読み痛く感動いたしました。

 塾長の自由研究:

 村の人が車を側溝に落としていました。左前車輪が深さ15cmぐらいの浅い側溝に落ち左側はブロック塀で前方左部分は塀と擦れ合っています。車体は斜めになっているわけです。左前部車体下部と路面の隙間は5cmぐらいでジャッキは入れれません。さてどうしたでしょう? 当方が通りかかる前の前任者が側溝に入った左前車輪の後ろにくさび形の木片を置いておられたので僕の後任者と男性3人で前から押して上げました。運転手の女性は大喜び。