暑くなってきました、もうすぐ夏至です。21日過ぎれば日が短くなり始めます。早いですね。

中間試験終わりました。結果はどうだったでしょうか。やる気で臨めましたか?義務で、「こなし」で臨みましたか?

 日頃、生徒さんと接していて感じることは、ハングリー精神の無さでしょうか。「何もかもが用意されている環境で育ってきた」ということです。甘いというんでしょうか、甘えたというんでしょうか。おそらく先進国共通の現象と思われます。

 前回は、あるホームページの著者の意見を取り上げ、「勉強には目的が必要」と主張しましたが当方の考える勉強の目的とは、

一、        この世のおきてを知るため。

二、        自分の特性を知るため

だと思います。

 この世のおきてというのは「こんな事を言ったりしたりすれば、たいていこういう結果になる」とか「西の空の雲が暗く厚くなってきたら、もうすぐ雨がふるぞ」とかこの世のことを知るということです。現代は科学の時代ですからこの世のことを知るの中に数学の勉強や英語の勉強がはいってくるわけです。

 二番目の自分の特性を知るというのは自分の好きなこと、得意なことを早く見つけて、それと収入を得る手段を近づける努力をするということです。

 勉強する時、この二つを念頭に置いて勉強するべきではないでしょうか。この勉強は自分の目的に近づいているのだろうか?と。人間は出会いによって形成されますから今やっている勉強が一つの出会いなのでしょうね。そして教師も。

                            泉田 ☆


 

 今年は何だか災害が多いです。「多数の死者を出した」という類のものではないのですが、ここ数年よく起きるようになってきた異常気象が、一段と酷くなって日本全国に被害をもたらしています。私も仕事上多くの家屋の修理をしているのですが、春の大風に始まりついこの間は雷による被害で電気製品の多くが壊れてしまった現場を見ました。春から夏にかけて頻発したのは大風や落雷のようなものだけでなく、急激に暑くなったと思えば一方で寒い日もあったり、とにかく気象現象が極端になってきています。おそらくこうした気象現象はこれから先酷くなりこそあれ、治まることはないような気がするのですが、そうした心配はないものでしょうか。

お金儲けをするのもいいのですが、異常な気象現象は築き上げた財産を確実に破壊します。地震や津波は一生に起きるかどうかですが、突然の突風で物が飛んできたり、竜巻に巻き込まれたり、雷に遭遇した際にいかにして自分の身を守るかは、とっさの判断がものを言うことがあります。そうしたことに対処できるよう、普段から感性を磨いておく必要がある訳で、それができないと勉強で身につけた知識も役立たせることなく、一生が終わってしまうとも限りません。勉強では決して身につかない知恵というものを、普段の生活のなかから取り入れましょう。

 別紙にコンサートのご案内をいたします。せっかくの機会ですから塾生のみなさんにはお越し頂ければと思います。招待券を発行いたしますので、ご家族など一緒に行きたい人の分と合わせて、欲しいチケットの枚数を遠慮なく申し出下さい。とても楽しい作品ですから、みなさんと本当に素晴らしい時間を是非共用したいですね。

                      中川 ☆