日が長くなってきました。山で仕事をしていて蛇やカモシカや狸など動物を見かけることが気のせいか少ないような気がしています。何となくむこうも様子見をしているような感じがします。

 最近、会社がなくなったという話を立て続けに二つ聞きました。この先にあるものにどう対処したらいいのでしょうか。当方の場合、不安なので食料だけでも確保して置こうと思って、幸い自由になる農地が二町歩ほど縁ができていますので、そこで開墾・増産に励んでいます。

 ある人と話をしていて今時の勉強はいきなり進学進学と、いきなりわけのわからない勉強に駆り立てるこれはまずいと言われました。その人は各人個性があるのだから向き不向きがある。自分が何でやる気になるのか動機付けが必要だと。つまり塾でいきなり進学の勉強だけしていても、やる気の動機にはならないのではないかと。もし農業方面の体験学習をしたいご父兄、生徒さんがおられましたら、いつでも当方らの八尾の農地へ足を向けてください。会社で事務机にだけ座っているのとは違った感情・感覚が体験できます。脈々と流れてきた日本人の田んぼ作業と生活、その遺伝子を自覚させられますよ。平地の整備されつくした田んぼでは、これは経験できないのではないかと思います。

 ついでにガソリンも確保しておこうと思ってある人の納屋にドラム缶に入れて保存していたところ納屋の主にすっかり使われてしまいました。

  中間試験と期末試験の間はとても短いですから、早めに期末試験の準備に入らないといけません。当方かって二次方程式の解の公式の理屈がわからなかったのを覚えていますが、勉強して何がいいことがあったかと言いますと僕の場合「よくわかるようになった」ということです。これはくだらないことかも知れませんがとても気持ちのいいものですよ。             
                            泉田
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 先月の21日に祖母が亡くなりました。我が家は今でも葬儀は自宅で行っているのですが、その際にいつも親戚の方たちが大変な目に遭いながら、手伝ってくれるので助かります。亡くなったその日、親戚が集まり段取りを話し合います。そして翌日、通夜に向けて準備をするのですが、すること言えば襖戸を外したり、家具の一部を移動することくらいで、あとは殆ど葬儀屋さんが行ってくれます。

 午後から納棺を経て通夜の後ちょっと大変なのが、晩ご飯時に酒の癇をすることです。ここでは女手が必要になってきますが、電子レンジのある現代においては、男にでも簡単にできるようになりました。葬式当日、ここではだいたい午前に葬儀が執り行われ、斎場へ見送ります。我が家は斎場の近くにありますので、一旦自宅に戻り、そこで初七日の法要を行い、軽く昼食をとってもらってから、斎場へ骨拾いをしに行きます。そしてお骨を持ち帰った後にお世話になった人たちとともに食事をしながら、故人を偲びます。この時のお酒の癇が最後の一仕事です。そうして最後に家族だけ残ると、家具を元通りにして襖を戻してようやく終わります。

 以上がだいたいの流れですが、大変と言ってもごく僅かなことです。その僅かなことができるかどうかだけの差で、この為にわざわざ会場を使うこともないでしょう。自宅でするのは何もお金の節約の為ではありません。会場を使うと会場の都合で流れ作業的になって、故人を偲ぶと言うよりは体裁が整えばそれでいい、といった感じになってしまいます。参列する方も、香典、つまりお金を出せばそれでいい、というふうに思えてなりません。そして法要の後の会食そこそこに追い出されるように骨拾いをして解散、これではどこに哀悼の心が注がれるのでしょうか。その点自宅でやると骨拾いが終わってから食事になりますので、久しぶりに集まった親戚の人たちと、心ゆくまで最後に語り合うことができます。葬式くらいはお金を使って楽するのではなく、心の通ったふれあいを本当に大切にしたいと思うのですが、こうした考え方は殺伐とした現代では受け入れられないものでしょうか。
                     中川 ☆             

親御さんの声

 いつもお世話になってありがとうございます。
嫌がらずに通っていることを本当に嬉しく思っています。
時々持ち帰ってくるプリントを見ることがあるのですが色々な角度から考える力を育ててくださっていることを感じます。難しい問題を考えて楽しみながら答えが解けた時には喜びとなるのだと思います。
焦らず頑張ってほしいと願っております。

 考える力をつける問題を出しておきながら解けなくてお持ち帰りとなった時に、突然お母さんと一緒にもどって来て「見て!」と解法をしめされた時には驚きました。聞けば家族全員で考えられたとか。当方立つ瀬がなくなりましたが良かったです。まさか出すプリントが家で見られていたとは。しかも解けなかったことまでもが伝わっていたとは。
 ところで最近、彼の書道作品を見せてくれました。いつも問題を解く時に見せるくしゃくしゃ書きの踊り字ではなく落ち着いて丁寧に形を整えて書いてありました。当方も子供時代から今に至るまでくしゃくしゃ書きの踊り字で板書の時に、あるいは人に見せる物を書く時に困っていますが皆さん字や鉛筆の持ち方などのこと、どう考えられますか?

 いつもお世話になっております。
常に現状満足の本人!?
先日の進路調査でも自宅から一番近い高校との理由で学校を選んでいました。
結局、父親と話し合い書き直してはいましたが…

 「常に現状満足」。これって素晴らしいことではありませんか。確かに彼の顔に不安や苦悩の表情を見たことはありません。僕なんかのように不満だらけで苦虫かみつぶしたような顔をしているよりいいんじゃないですか。
 塾の隣の隣が竹田鉄工所さんで従兄弟の嫁さんの実家なのですが、そこの親爺、先日雑誌片手に塾に現れました。表紙を飾るのは高2のお孫さんで先日シンガポールのジュニアの大会で水泳自由形1500mで優勝したとか。その表紙の写真が無邪気そのもの。苦悩が顔に現れていないのです。好きで自らやっているのです。彼の場合ナンバーワンを目指しているのですが「センダB級塾」と名づけた理由の一つはナンバーワンよりオンリーワンを目指してほしいということもあります。「世界に一つだけの花」の歌詞のように。

 いつもお世話になっております。5年の2学期の中頃から算数が苦手になってきています。授業の進みが早かったのか。先生から授業中、理解できているようだけどテストでは点数がとれてないと言われました。進級してすぐのテストもひどい点数でした。4年生までは、どちらかといえば得意教科だったので心配しています。約分、公倍数、公約数、図形の復習お願いします。

 ちゃらける時とものすごく真剣に取り組む時と差があります。たしかに当塾に入ってからは、ちゃらける瞬間が多くなっているかもしれません。しかし彼の持つ積極性、周囲を明るくする力は大したものなのでぜひ伸ばしていってほしいと願っております。とっかかりの分からない問題に対してはそれる傾向がありますが分かる問題に対してはすごいエネルギーで取り組みます。この意欲生かしたいと思っています。彼の守備範囲を広げる努力いたします。

生徒さんの声

 夏休み前までには自分の夢を見つけて本当に行きたい高校を決めていきたいです。

 そんなに急いで自分の夢を決めることはないですよ。当方会社時代に麻雀やっていましたが、麻雀では手の可能性を残し、早めに一つに決めつけないことが良い戦略とされていました。