暑い、とにかく暑いですね。どうなっているのでしょうか?こんなに暑い日が続くこと今まであったでしょうか?

 夏休みにはいって少人数ながら夏期強化授業を行っています。最近よく言うことを聞いてくれるようになったと感じる子がチラホラいて、問題に取り組んでくれるまでの余計な努力にエネルギーを使うこと少し少なくなったかなと思っています。

 夏休みはなんといってもまとまった時間のとれる絶好のチャンスですので強化したい人は今からでもお申し込みください。

 話題がありませんので先日行ってきたミニパーティの様子を少しお伝えします。塾の前でカボチャを育てていますが、そのカボチャのツルの先の方をほしいと塾の前の中古車輸出業者の社員であるアッシャーさんが言ってきたことがあるのであげましたところバングラデッシュ料理となって返ってきました。その縁で先日ミニパーティに出向いたところ、富大でロボット工学を学んでいるアルバニアからの29歳の夫婦、同じく富大で生化学を専攻しているバングラデッシュで一番いい大学を出ているドクターコースの人やインドから子連れできている心理学専攻の女性やアッシャー婦人の勤め先のフイリピン女性3名ほかにブラジル人2名そしてどうみても物理学者に見える3名の中古車輸出業者そして自動車販売会社北陸支社長をリタイアしてからは外国人に日本語を教えているKさんなどの面々が参加したアッシャーさんの一歳の娘イシちゃんの誕生パーティでした。何を感じたかといいますと「今」を感じました。現実の動きはここまで来ているのかというようなことです。 

泉田

  

 時計など乾電池で動く家電製品は、乾電池を複数使用するのが多いです。よく乾電池は一緒に換えた方がいい、と言われますが、それはどうしてでしょうか。夏休みに実際に豆電球を使って、実験してみると分かると思います。因みに乾電池は直列でしょうか、並列でしょうか。電池の入れ方を見れば分かる筈です。

 乾電池はどのようにして電気が減っていくのでしょうか。乾電池は新しい時は通常1.5Vです。これがだんだん駄目になっていくのですが、そうして使い切った乾電池に実際に電圧計を当てるとどうなるか試してみて下さい。やはり1.5Vを示します。直接電池につないで電圧を計ると1.5Vを指しますが、豆電球をつないで電圧を計ると、実は違った値を示します。これは何を意味するのでしょうか。ひとつ考えてみてください。

 ただ理論的に言えることは、乾電池を同時に全て換えないと、電池の無駄使いになることは本当のことです。力がある人は夏休みの自由課題で取り組んでみてください。また理科の苦手な人も、生活の知恵として是非知っておいてください。2つあるうちの1つだけを換えるようなことは、決して節約になどならないのです。

 ついでに電気の節約の話をもうひとつしておきます。蛍光灯が駄目になった場合はすぐに換えないととんでもない電気の無駄使いになります。一刻を争って交換しましょう。今の技術科で蛍光灯の点灯実験を行っているかどうか分かりませんが、蛍光灯で一番電力を消費するのは点灯する瞬間です。寿命が来た蛍光管はどのような動作をするか観察すれば、そのことは容易に分かることでしょう。

 理科は特に2分野で、身近な題材があるので分かりやすいかも知れませんが、1分野でも普段の生活における題材がいくらかあります。そうしたものでしっかり考察しながら、「1分野で点数が取れない」ことにならないようにしましょう。

                          中川☆