はや6月、もうすぐ夏至です。いかがお過ごしでしょうか?塾の方は今、生徒数が少なくその分しっかり学べる環境とも言えます。高岡のある塾では「子ども手当て」のお陰で大忙しとか。世の中いろいろです。

 塾内の様子はとりたてて言うほどの変化はなく、コツコツ積み上げています。

 私が子供の頃は科学が未来を開いてくれるという通念のようなものがあり、工業や技術を勉強する傾向が強かったのですが、その後時代は移り、経済を学ぶ傾向が強くなり、そして今、これまでのような経済成長を追い求める生き方では成り立たなくなりつつあり、何を求めて生きるのかが問われています。

 ところでそういう時代の雰囲気の中で塾とは直接関係ありませんが、「バオバブの記憶」という映画の上映を行うことになりました。バオバブというのはアフリカに生える大木で大変な生命力があるようです。薬効等、役に立つ木でもあるようです。その木と共に暮らすアフリカはセネガルの村人の暮らしを淡々と撮った映画です。監督はその決して物質的に豊かとは言えない生活の一こま一こまの中に昔の日本にあったような生活が持つ輝きを見ようとしているようです。上映は新川文化ホール(魚津)と決して近くはないのですが、ぜひご覧になってください。

泉田

5月の終わりから6月の初めにかけて、立山の黒部平まで何度か泊まり込みの仕事に行ってきました。室堂からトロリー・バスで大観峰に抜けて、そこからロープ・ウェイで下りて、更に黒四ダムまで下りるケーブル・カーと接続する地点に、黒部平駅があるのですが、そこではトイレの改修工事が行われています。そこへの資材運びやコンクリート打ちに行ってきました。

数日間泊まって思ったのですが、このような高地では昔と対して生活が変わっていない、ということです。この駅舎には立山貫光の職員が住み込みで働いているのですが、若い男女達が何もないところで、勤務が終わってからは普通に外でレジャーを楽しんだり、ギターを弾いたりして過ごしています。部屋に電話がある訳でもなく、つまり電話回線が引かれていないので、パソコンがつながる訳ではありません。携帯電話も通じにくい。そのようなところでも、しっかり生活しています。

今の時代、何かと便利になったと言いますが、便利さというのは実利があるかどうかは何とも言えないところです。実際に不便でも何も問題なく過ごせるのですし、その便利不便はどちらも慣れてしまえば一緒で、生きるうえでの本質には関係ないのではないでしょうか。

今の時代、日本は不景気だと言いながら物資に溢れ、エネルギーを大量に消費して贅沢の限りを尽くしています。本質的には何も要らないのに。資源が枯渇しない限り、無駄遣いをいつまでも続けるつもりなのだろうか。
                                            中川☆

親御さんの声

 いつもお世話になっております。
塾に行くのを嫌がるわけでもなく目標を持ってやっているわけでもない。
先生の言われる通り今は伸び伸びとやってくれればいいのだと思います。
私も口うるさくならないように気を付けたいと思います。

 口うるさくなく、でも適切に叱咤激励してあげてくださいませ。過敏にはならず、甘やかすこともなく。

  

生徒さんの声

 中間テストで80点以上取れるようにしたいです。

 そうですね。毎回しっかりと目標を立てて、がんばりましょう。テストが終わってから、目標の達成度のチェックをしっかりしておきましょう。これを丁寧にやることで、自分に何が足りないかが分かると思います。