めずらしく連休に良い天気が続きました。いかが過ごされたでしょうか?当方は韓国で250万人の人が見たという「牛の鈴音」という映画を母親とフォルツァ総曲輪という映画館へ見に行ったことが唯一の行事でした。足の悪い79歳の老農夫が牛に頼って家族を養ってきたという話で、ちなみに牛の年齢は40歳で牛の平均の寿命15歳を大きく上回っています。

 世間の景気の動向が気になる昨今ですが、やはり時代をになう若者を有能な人に育てておくのが責務でしょう。ところで最近塾で「バオバブの記憶」上映実行委員会なるものを開いたときのエピソードを一つ紹介させてください。その御婦人、孫のめんどう見ています。ある子供達とその親とのバーベキュー会の時のエピソード。コロッケが数個フライパンで引っ掻き回している時にはずみで地面に落ちてしまったそうです。若い母親達が「捨てましょう」と行った時に、「切って揚げなおすとうまいわよ」と言ってやってみたらとても「うまい、うまい」ということになったそうです。「若い人はそういう生活の知恵の部分が足りないのよね」とはその年配の御婦人。その時僕は「塾では読み書きそろばん、学識は教えますが、そういう生活の知恵的なることはまったくやっていません」と答えました。塾は学識を教えること(成績をあげること)に偏っていた方がいいのでしょうか?もっといろいろ次の困難な時代を生きていくための時流解説なども含めていくべきなのでしょうか?次代のニーズ、風が今ひとつ掴みきれていません。

泉田

 

沖縄の普天間基地問題で政府が迷走していますが、よい解決策が見つからないことは予想されていました。おそらく国民は政府のいい加減さに対して、非難していることと思います。

でもここで一番問題にしなければならないのは、政府は勿論のこと、国民全体が自己の責任や自分にとって嫌なことを、他に押しつけてきた結果が、ここに表れているということです。基地は沖縄に押しつけておけばいいのか、全国で負担すべきことなのか、基地は要らなくてアメリカが去っても大丈夫なのか、国民は全然考えていませんし、だいたい国民が思っていることは、「政府が上手くやってくれるだろう」「アメリカが日本を守ってくれるだろう」ではないでしょうか。

因みに私の考えは、これ以上基地を造るべきではないと思います。徳之島移転なんてもってのほか。でも、沖縄にだけ負担を求めるのも不公平だとは思うので、どうしても移転しなくてはいけないのだったら、自然を壊して開発しても惜しくない場所を、しっかり選ぶべきだと思います。ただし場所に関しては日本の都合だけで決めることができない問題であることを、頭に置く必要があります。

問題提起するだけで何も考えていない、と言われるのも嫌ですので、ここまで述べたのですが、アメリカに頼らないといけないのか、甘えていていいのか、世界に対してもこの問題をどう向き合うのか、かなり大きな課題を抱えていることは確かです。

この問題について考えてみましょう、というつもりで書いた訳でもないのですが、とかく人事のように、自分は関与せず人任せにしていることに関して、本来は自分で考えるべき事項が多く潜んでいることを、知る良い機会にはならないかと、この問題を提起してみた次第です。

ギリシアの財政危機もあり、日本がこれまでと同様に平和で、豊かであることがいつまでも続くとは限りません。何らかの危機に陥った時にどう対処するかは、国民一人ひとり考えておく必要のある時期に差しかかっているのではないでしょうか。


                                            中川☆

親御さんの声

 初日、どんなものかと心配しましたが取り越し苦労だったようです。マイペースで競争心のない子ですが、これからもよろしくお願いします。

 2年生ですので、アクセクせず伸び伸び(のんびりとは違う)と過ごして頂ければと思います。得意なところを延ばして、自信をつけて頂ければ幸いです。

  

生徒さんの声

 一生懸命がんばりますのでお願いします。

 先に進まなくなった時などは、遠慮することなく先生を呼んで下さい。黙っていても助けてもらえる訳でもなく、ハキハキと声を出して先生と積極的にかかわっていくのも、その人の実力のうちです。塾は学校ほど生徒が多くいませんので、恥ずかしがることなく何でも尋ねて下さい。