雪の具合どうかなと思って山の田んぼを見てきましたら、すっかり地面が出てて、あぜや用水路をはみだして雪解け水が勢いよく流れていました。さあ農作業にかからなくてはと思った次第でございます。３年生は山あり谷ありで必ずしも第一希望にはならなかった人もいますが、それなりにみんな帆を張って進んでいるんではないでしょうか。

　僕はたぶん先月号で口の悪い人に言わせるとこの選抜入試というのは「自分のやりたくない嫌な仕事を他人に押し付け、自分は自分の好む道を行くシステムです。」というようなことを書きましたが、一方良い面として、いくつかに落ちて、いよいよ受からないという場面になって初めて世の中とか自分を認識する状況になって、それが甘い甘い世界で育ってきた世代にはとてもいいんですね。

　一方塾としての性能が悪かったせいで合格しなかった面も考えないわけにはいかないわけでありまして基本的には「抽象能力」のすぐれた人とすぐれてない人で入試問題が解けるか解けないか決まってくるのですが泉田塾なんかですと抽象的なことが苦手という人が多いわけですから、そういうタイプの人に抽象的な問題を教えている時に発生する様々な問題、停滞、心構えというものが塾として共有されているかというと、おそまつということにつきるわけでして反省、対応していかなければならない課題だと思います。今回は春ということもありまして難しい話になってしまいました。すみません。　

泉田☆

高校入試までもう僅か、最後のがんばりに入りました。推薦で合格した人はひと息ついているところかも知れませんが、クラスの仲間がみんな合格できるように、受験の雰囲気をつくることがとても大切です。合格できるかどうかは本人の力が一番大切なことは言うまでもありませんが、家族や友達などの周囲の力も重要なことは言うまでもありませんので、卒業まで仲間のサポートを十分にして欲しいと思います。よいクラスは全員合格できます。もうすぐみんなとお別れですので、最後の最後までクラスの力を見せて欲しいと思います。

さて、これから受験の人は、今更慌てても仕方ありませんので、何よりも体調を整えて受験に臨んで欲しいと思います。学力がありながら健康管理に失敗して、合格できなかった例はどれだけでもありますので、そのようなことがないように、万全の体制で受験に臨んで欲しいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中川☆

　受験は何度経験しても、その都度大変な思いをしなくてはいけません。でも大変な思いをしてこそ、親子にとって更なる飛躍につながる訳ですので、やはり乗り越えなくてはいけないものだと思います。
　受験まであと僅かになりましたが、保護者の方には心配とは裏腹に是非、大らかに受け止めて頂ければと思います。ただし、倍率が低いからと安心だけしないように、これだけは心がけて頂ければ幸いです。

　本当によくがんばったと思います。最初の頃からみると随分と頭の方も逞しくなったのではないでしょうか。倍率を気にせずに、普段の力を十分に発揮されることを願っております。ここで学んだことを自信に変えて、受験に臨んで頂ければと思います。

普段の力が出せればと思います。勉強の態度もしっかりしておられるようですので、心配せず程よくリラックスして、受験当日に送り出して頂ければと思います。

　保護者の方がおおらかな気持ちでおられるのが、何よりもいちばんだと思います。よくがんばりましたので、本当に合格されることをお祈り申し上げます。

　まずは合格おめでとうございます。高校に入ってからはこれまでとは知らない人たちとの競争になります。春休み中にしっかりと中学校の復習をして、基礎学力をつけておきたいところです。母校の名に恥じないように、今しかできない復習をしながら、高校へ通う準備をして頂ければと思います。

　希望はどんどん言ってください。
　本当にもう少しになりましたが、これからは１日、１日ゆっくり体を休めて、翌日に疲れを残さないようにしてください。あとは本番で力を発揮するだけです。