カレンダーも後二ヶ月を残すだけとなりました。皆様いかがおすごしでしょうか?自分の知らないところで何かが進み変化している一つの事例として本をまるごと電子化し自分のパソコンにしまっておくというのが本の「自炊」という言い方で富士通のスキャナーなど使って一部広まっているらしいですね。また空飛ぶスーツなるものも十年前からこの世にあったことを先日のBSの番組で初めて知りました。命知らずどもがそのスーツ以外何も身につけないで1200mの断崖から次々と「鳥のように」飛び降りる光景はこの世の物とも思えませんでした。時速200kmらしいです。
 と、世の中次々と新機軸が出てくる中で、いかに焦らないで自分の場所を確保し、心の安定を保つかが大事ですね。

 さて中学、高校は中間試験も終わり、11月の終わりにはもう期末試験がやってきます。千里の道も一歩からと申しますが、やる気を起こしてやり始めてもすぐに結果が出てこないことをよ~く知っておかねばなりません。結果がすぐに出ないからといって諦めないこと。これなんかもNHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組見ていましたら宮城県で二丁八反の田んぼを無農薬、無化学肥料でやっていて三年連続食味日本一の69歳の男性が言っていました。まずやる気の状態でいること。しがみつくこと。そしてあきらめないこと。そうすれば工夫はやってくるというようなことらしかったですが番組見た人はどう思われたでしょうか。

 三年生は受験まで残り少なくなった日々を当方も一緒にがんばろうと思っています。乗り越えれる人は乗り越えた方がグンと成長できますしね。                          泉田 ☆

 先月の中旬、富山地区広域圏最終処分場の建設計画が中止になりました。八尾町東坂下というところに計画されていて、これは私の家のすぐ近くだったわけですが、実際にこの計画に対して疑問を感じた私は、ずっと建設反対の行動をとってきました。この計画を知ったのは2002年のことで、以来建設阻止に取り組んでようやく結果が出たのですが、それだけに建設中止のニュースが入ったときは、本当によかったと思いました。
 一度決まった公共事業を覆すというのは、並大抵のことではないのですが、私自身は諦めずに、粘り強く最後までやったのが結果につながったと思います。取り組みとしては決して暴力的なことをしませんでした。反対運動というとよくテレビで横断幕を広げて大声で叫んでいるのを思い浮かべるでしょうが、そのようなことは全くしませんでした。むしろ大騒ぎすることはせずに、行政マンとは丁寧に話をすることで真実を確かめ、それを的確に住民に知らせることの繰り返しにより、多くの人に計画のずさんさを知らせることが中心になりました。
 そうした丁寧さが、住民には勿論のこと行政マンも動かし、計画中止につながったのですが、取り組んでいる間にいろいろな人と出会い、次第に共感を得られるようになりました。そうした人とのつながりが、地味だが息の長い活動を続ける力にもなったかと思います。

物事をなし遂げようとした場合、途中で諦めないこと、そして人とは対立せずに多くの人の協力を得ることが大事です。勉強においても、なかなか結果が出ないことがありますが、普段の努力は今すぐ実ることはありません。でも長い人生できっと役に立つときが来ると、しっかり励んで欲しいと思います。       中川 ☆

親御さんの声

いつもありがとうございます。今までとは違ってこれからが大切な時期だと分かってほしいものですが… どんなもんでしょうか?本人の自覚に任せるしかないですね。

  はいテレビや本で「わたしの転機」といったような番組を見ると、必要なところで必ず出会いがあり、出来事があり自覚にいたるのですが、現代のような規格化された社会ですと昔のような変化に富む出来事もあまりなく、やはり本で想像力で体験するしかないですかね。どうもあまりいいお応えができません。

生徒さんの声

 まだ自覚があまりないけれどこれからもてるようにしたいです。

 はい、うれしい返事ありがとう。しかし自覚を持つには逆境というものが必要かもしれませんよ。