久しぶりの雨に体を休めています。いかがお過ごしですか?
早7月、日が短くなり始めています。疲れると体が酸性になって、ただただ頑張ろうとし疲れを溜めていきます。ゆっくり体を休め新気力を待ちたいと思っています。
 先月は進学競争が格差を是正するのではなくて格差を固定化する働きをするというようなことを書きましたが、以前東京で学習塾をやっていた時、都内のある高校に通う生徒が学校の先生が言っていた話として伝えてくれたことによると「多くの生徒は勉強が意味を持ち、勉強によって得られるものがある少数者のための勉強に付き合わされているだけ」と先生が言っていたと納得したような顔で話していたのを覚えています。現実にこれはかなり説得力のある意見ですが、箔をつけるための学校選び、制度の側からすると「必要な最新技能を身につけた人材の供給」となる教育制度。こうあってはならないと思いつつもエゴや欲がある限り、物事を覚える力の個人差がある以上仕方のないことなのでしょうか、衆院選の「幸福実現党」や昔誰かの書いた「人間を幸せにしない日本というシステム」という本の主旨に沿って、そこに存在する住人の物心両面の豊かさという尺度でつくられた教育制度というものも考えられてもいいのかななどと愚考しています。「読み、書き、そろばん」という教育のあり方が進学競争という教育のあり方と違って万人に有意義なあり方に近いとも思ったりします。ま、いろいろ矛盾のある現実の中(かって良かったことが今もうよくない状況の中)にいることを自覚して選択していきたいものです。

泉田

ここ最近教えて思うことなのですが、生徒さんの国語の力が特に落ちてきているな、という実感があります。というのは国語以外の科目において、問題の解読不足のために信じられないような間違いをするケースが見受けられたり、あるいは問題の意味がさっぱり分からなかったりする場合があるからです。

当塾へ来られる際に、数学や英語のご希望をよくされて、それに基づいて教えてはいるのですが、なかなか理解が進まなかったり、言葉を全く知らなかったりして苦労したりするものです。ここで特に知って頂きたいのは、国語ほど重要な教科がない、ということです。

 人間の思考のシステムは、頭のなかでの言語処理により働いています。「いちたすいちはに」ということひとつとっても、「1」「+」「=」「2」といった言葉の組み合わせで、頭のなかで思考が組み立てられます。ここを鍛えないと、自分の能力が十分に発揮できないことになります。

 国語の能力は高学年、更には社会に出てからと成長するに従って、益々重要になってきます。豊かなコミュニケーションは人生を豊かにしますので、今のうちに国語力を身につけられることをお奨めいたします。

                          中川☆

親御さんの声
 いつもありがとうございます。

二人とも塾にははじめて通います。

兄は本人より申し出がありましたが弟は無理矢理的なところがります。

二人ともイヤがっていないようなので安心していますが、ぜひ根気強く

ご指導をお願い致します。

ちなみに6月は部活動が6時半までですので7時には入れませんので

よろしくお願い致します。

 塾での態度もよく、熱心に取り組んでおられると感心しております。分からない問題にぶつかった時、今一歩踏み込んで考えて頂ければと思います。それと勉学には自信を持って取り組んで下さいませ。

 課外活動は存分にやって下さいませ。特に高校へ行くと今までと比べものにならないくらいにハードになりますので、今のうちにしっかりと体力づくりに励みましょう。