春らしいすばらしい晴れた日が続きました。いかがお過ごしでしたか?当方は景気の影響でしょうか、生徒数が少ないのでもっぱら山仕事に明け暮れていました。どんなに景気が悪くなっても自分の食べる分だけは自分で作っているという状態にしたくて頑張っているのですが…

何を育てているか知りたい方は聞いてください。先日、京都まで教師の勉強会(作文と社会)に出席したところ、名古屋で塾をやっている教師が「今時の親はしっかりしていて自分の子が通っている間は他の人に塾の紹をしてくれることはなくて、だいぶ経って忘れた頃に誰々に聞いて来ましたと紹介してくれる」というのがありました。確かに一理あり生徒数が増えると面倒見が悪くなるという傾向は個人指導塾にはあり、このことに対してはっきりした解決策を持っているわけではありません。が、付きっきりでいなければならない時期はそうは長くはないということがヒントではないかと思って頑張っています。

塾内の様子は、今通っている生徒皆さんは前向きで、やる気でがんばっていると私は思っています。生徒の思いとこちらの思いがすれ違わないよう気をつけながらコーチしていきたいと思います。

泉田 

最近当塾では保護者のみなさんの希望により数学や英語を教える機会が多いのですか、実は一番大事なのは国語です。理科や社会科などの教科書やテストにおける記述内容理解できるかどうかは、国語力がものをいう事は当たり前ですし、英語は日本語の言葉を知らなければ理解ができる訳がないのですが、実は数学においても、その思考を司っているのは、やはり言語による理論の組み立てなので、やはり国語力がなければ理解も深まりません。

国語という科目は勉強して直ぐに効果が表れる学問ではないのですが、我慢強くしっかり取り組んでいけば、後々必ず成果があがり、他の教科の成績も確実に良くなっていきます。特に高校、大学、更に社会に出てからと上に行くほど、国語力が重要になっていきますので、決しておろそかにできないものなのです。

という訳で当塾においては数学や英語をご希望の生徒さんにも、音読を交えたりしているのはその為ですが、国語力は普段の生活のなかでも鍛えることができますので、言葉づかいに気をつかったり、ちょっとした会話でも気の利いた言葉で表現豊かにイメージを膨らませるなど、是非していきたいものと思っております。

どんなに頭脳が明晰であったとしても、稚拙な国語力は思考の範囲を狭めてしまい、人生そのものもそれだけ詰まらないものになってしまいます。逆に豊かな表現はそれだけ人生が豊かになります。ですからお子さまの将来の為にも、国語の向上に注力頂ければ幸いです。

                   中川 ☆