月日の経つのは早く、もう少しすれば春分です。日が長くなってきました。当塾でも推薦や高専受験の生徒さんは早々と進路を決め、後は県立高校一般入試を残すだけです。自信を持って最後まで油断せずに頑張りましょう。見慣れない問題に出会った時のために僕のとっておきの方法を。それは夜道の自動車の運転で初めてのカーブを曲がる時の心境です。このカーブはどんなカーブか分からない、深いのか浅いのか。だいたい道自体がはっきり見えない。そんな時、あわてないでじーぃと目をこらしていると、やがて自分の進むべき道が見えてくる。そんな経験ってないですか?

 もうすぐ春ですね。当方は冬の間は農作業もできませんので、もっぱら歴史小説を読んだり、考えにふけったり体を休めたりして冬を過ごしていました。そろそろ春ですので、倒したままになっている木を切りにいったり、春じゃがを植える準備をしたりしなくてはと考えています。塾では最近の傾向でしょうか、部活動を終えた9月あたりから3年生が来てくれる傾向が顕著ですが、やっぱり当塾で修行を積むとそれなりに実力がついてきますから、できるだけ早く入塾して修行を積んでいただきたいと思いますので、またご近所に塾をさがしている人がおられたら紹介の程よろしくお願いいたします。

泉田 ☆

 今年度もいよいよ最後の3月に入り、卒業生をお送りする季節を迎えました。何年間にも渡って通った人から、3年生の2学期になってからの短い付き合いだった生徒さんまで様々ですが、毎年数人ずつ巣立っていくのを目の当たりにし、寂しい反面今後の活躍が楽しみにもなります。

 当塾でのこと、かなり手荒な教え方だったかも知れませんが、それは覚えることよりも考えることが大切と思い、敢えて鞭打っていたところもあります。テストの点数向上よりも、一生生き抜く力を身につけて欲しい、そういう気持ちで取り組んで参りました。ひょっとしたら大人になってから分かる問題や原理もあるかも知れませんが、中学や高校の学力では解決できなかった疑問を持ち続けることが、また更なる勉学に対する意欲の源にもなります。教えてもらえなかったことは、何れ解決の機会が訪れることでしょう。

 希望通りに進学したみなさんは、今の気持ちを忘れず新しい環境で更なる精進に励んで頂きたい。第1志望でない人はがっかりしないで欲しい。所詮どこであろうと習うことに大差はありません。

 1、2年生のみなさんは、次の学年に進みます。それだけ自分も進歩したことになります。学年に見合う学力が身についているかどうか、是非自分自身を眺めて下さい。

                               中川 ☆