10月、11月は学習発表会の月でもあり、小中それぞれ一校さっと見てきました。とは言っても小学校はマット体操しか見てこなかったのですが、いつもはやんちゃなY君のスピード感のある勢いのいい演技には会場からも「おおっ」というどよめきが出ていました。なんであんな素直さが塾ではでないのだろうね。
 中学校は合唱コンクールを1年から3年まで聞いてきただけですが、ざわざわざわざわとまとまりに欠けているなという印象を当方形成しつつある時、合唱が始まり、工夫や努力の跡や清らかな声や合唱の持つ不思議な力ですっかり愉快な気持ちで校舎を後にしてきました。
 中学高校は中間試験も終わりすぐに中学は中教研テストです。準備おこたりないですか?塾内の様子は荒れたところもなく地道に各自の段階で脳力訓練をしています。静かな授業風景です。時々教師の問いかけに、まったく話を聞いていないような別の応答が返ってくるので「またか」と時々イライラすることはありますが。
 いつもいつも思うことですが、ちゃんとやる子はどんどんちゃんとやるし、「もっと時間がほしい!!ちゃんとやる時間がほしい」と思う子にかぎって奇妙に学習時間が十分あたりません。別の見方をすると現在の学習システムが合っている子はちゃんとやるし、学習システムとその子の個性が合わない子は避けよう避けようとするのでしょうか?向き合おうとしませんね。ま、こんな時最低限必要なものとして「読み、書き、そろばん」ということになるのでしょうか?読書力、読解力、読みをスラスラだけは拒否されたくないですね。
                                                     泉田 ☆

 中学校の行事として、大人になってからも思い出す行事が、ひとつには運動会、もうひとつは合唱コンクールだと言われています。一人で歌っても詰まらない歌なのですが、みんなで歌ったら思いのほかエネルギーのある作品なのですが、最初のうちはバラバラになっているクラスも、かなり時間を割いて練習して、最後はひとつになって感動的な瞬間を迎えることになります。そうした魅力は何物にも代えられないですね。きっとみなさん、チーム・プレイの素晴らしさを実感されたのではないかと思います。
 ところで、今全国の中学生で最も歌われている合唱曲のなかに、「むぎや」というのがあります。岩河三郎が作曲した合唱組曲「富山に伝わる三つの民謡」のうちのひとつですが、何故か人気があるようです。だけど地元富山では歌われているのでしょうか。この歌に限らず岩河三郎の作品は、中学校の合唱曲のかなりを占めていますが、氏は因みに富山の出身です。地元出身の人がこのようなところでも活躍している訳です。
 今年の日本シリーズで、西武ライオンズが圧倒的な戦力を誇る巨人を破って優勝しました。戦力的に見劣りしたとしても、選手一人ひとりが創意工夫して、チーム力全体を高めて戦った例として、学ぶべきものがかなりあったのではないかと思います。こうしたたかが野球でも、頭を使わなくては決して勝てないものであるということです。
 2学期は何かとチーム・プレイを学ぶのに重要な期間なのですが、そうした行事も次々と終わり、3年生はいよいよ受験モードとなっていきます。ここからは誰かが助けてくれる訳でもなく、自分との戦いになっていきます。プロ野球も一緒でこのオフシーズンの間、選手たちは来年のシーズンに備えて一人ひとりが練習を積む期間に入ります。私たちには社会というチームがあって、そこに入って使ってもらうためには、個々のスキルを十分に磨いておく必要がありますので、そうした努力をしっかり積んでいきましょう。                                                       中川 ☆

親御さんの声
 子供が内気で塾に行きたがらなかったのですが、ここは少人数ずつ、ていねいに教えて頂けるようでもっと早くから来れば良かったと思っています。よろしくお願いします。

 そう言って頂いて大変嬉しいです。かなり叱咤しながらやっていますが、しっかりついて来てくれるので助かります。自信をもてば一層元気になっていってくれることと思います。

生徒さんの声
 苦手だった英語と数学が習う前より理解できているような気がするのでよかったです。

 何よりも君が努力したことです。塾に来ている時間は本当に少ないので、家での勉強時間をしっかりやって下さい。悩むことも大切ですが、分からないで先に進まない時は、どんどん質問して下さい。先生に叱られるかも知れませんが、そうした積極性もこれから必要になっていきます。