暑い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか?

 参院選は思いがけなく自民党の敗北、民主党の勝利でしたが、民主党が何とかしてくれるだろうでは結局何も変わらないかもしれません。誰が国家の負債800兆円を返すのでしょう。

 夏休みいよいよ佳境に入ってきましたが、子供たちいかがお過ごしでしょうか?

若者とわれわれ年寄りの違いは若者は寝れば元気を回復し、また盛り盛りとやろうという気が湧いてくることではないでしょうか。

 ある小学校の学校便りを見ていると、以前教員試験に二度三度トライしてその度にだめだった人が苦節何年ついに初志を貫徹して小学校の先生になっているではありませんか。感動しました。人間あきらめるもんじゃないとつくづく思いました。そして二度ぐらいの失敗で早々と激励をやめてしまった当方の不明を恥じました。

 若者の皆さんには今地球がかかえている問題、無尽蔵でない資源をどううまく生かしてできるだけ多くの人間がハッピーに過ごせるかという問題にぜひ取り組んでもらいたいと思います。



                                  泉田 ☆


5月27日に女声三重唱のコンサートを主催しましたが、その次の日に企画・指揮をした音楽評論家である宇野功芳氏のインタヴューを、八尾のケーブルテレビに収録しました。その模様が7月に放送で流れましたが、なかで氏が重要なことに触れています。

 3人の中でひとり、歌唱力や声質に難のある人がいました。ところがこの5月27日には「突然良くなった。」と言われました。彼女はこれまで練習を積んでもなかなか上手くならなかったようです。でも人間というのは繰り返し練習することで、最初のうちなかなか伸びなかったものが急激に伸びるものなのだ、と言われました。こういうのは彼女だけが例外ではない、ということです。

 勿論みなさんの勉強に当てはまります。当塾は「点数の上がらないところ」などと私自身が言ったことがありましたが、目先の成果にとらわれないでいたい、という思いから発したものです。こんなことで点数が上がるのかな、と疑問に思われるかもしれませんが、点数以上に大事なことを、教えていることもあります。その成果が現れるのは、入試後かも知れないですし、更には社会に出てからかも知れないです。でも、今コツコツと勉強していることは、将来必ず何らかの役に立つということだけは、申し上げておきたいと思います。

3年生のみなさんは、受験の時になって慌ててやっても、それだけの成果しか上がりません。今からコツコツとやって頂けたらと思います。今は成果が上がらなくても、3学期になってからの伸びが確実に違ってきます。

低学年のみなさんも、3年になってから慌てないで、やはり今からでもコツコツと勉強していきましょう。取り組みが早いほど3年になってからの伸びが違ってきます。


                                  中川 ☆